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【地域活性化という「遊び」】
キッチンや収納を作り変える謎解き遊びの面白さ
- 副村長 みわダッシュ村 山本晋也
- 第48回 2020年02月28日
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今年はまだ一度も
雪かきをしていません。
おかげでまとまった時間が取れるということもあり
農場レストランの繁盛期に
気になりながらも出来ていなかったキッチンや収納の
修理や改装を進めています。
時間があると
いろいろな面から
深く考えることができるので
一部修理のつもりが
根本的にレイアウトから
見直すことになったり
どんどん進めていくうちに
修理や改装というより
これは改良と言った方が
言葉としてはピタリと当てはまるような気がしました。
普段何の疑問も持たず使っていた
キッチンや収納が
実はとても効率が悪かったということに気がついたりすると
なぜこんな簡単なことに
今まで気がつかなかったのかと
今年の冬のように深く考える時間の必要性を強く感じました。
忙しさのあまり
考えることを忘れてしまって
いつの間にか物事の繰り返しに
慣れてしまうのは
とても危険なことだなと思います。
子供たちは
包丁だけでなく
鑿(のみ)や鉋(かんな)も研ぐようになり
それにつれて
大工仕事のレベルも上がってきて
ある程度安心して
任せることができるので
その改良作業を日々バリバリ手伝ってくれています。
子供たちが小さな頃は
何かを作ると言っても
気持ちばかりが前に行くので
クオリティーは二の次。
自分たちの目標に似たような形になれば
それでOKはい出来上がり!
というように
物事をやり始めるということに
重点を置いていたので
作るもの自体に完成度は
あまり要求しませんでした。
いろいろな面から
深く考えることができるので
一部修理のつもりが
根本的にレイアウトから
見直すことになったり
どんどん進めていくうちに
修理や改装というより
これは改良と言った方が
言葉としてはピタリと当てはまるような気がしました。
普段何の疑問も持たず使っていた
キッチンや収納が
実はとても効率が悪かったということに気がついたりすると
なぜこんな簡単なことに
今まで気がつかなかったのかと
今年の冬のように深く考える時間の必要性を強く感じました。
忙しさのあまり
考えることを忘れてしまって
いつの間にか物事の繰り返しに
慣れてしまうのは
とても危険なことだなと思います。
子供たちは
包丁だけでなく
鑿(のみ)や鉋(かんな)も研ぐようになり
それにつれて
大工仕事のレベルも上がってきて
ある程度安心して
任せることができるので
その改良作業を日々バリバリ手伝ってくれています。
子供たちが小さな頃は
何かを作ると言っても
気持ちばかりが前に行くので
クオリティーは二の次。
自分たちの目標に似たような形になれば
それでOKはい出来上がり!
というように
物事をやり始めるということに
重点を置いていたので
作るもの自体に完成度は
あまり要求しませんでした。
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山本晋也 ヤマモトシンヤ
副村長
みわダッシュ村
1968年、京都生まれ。美術大学を卒業して渡米後、京都で現代美術作家として活動。そのかたわらオーガニックレストランを経営するも食材を種から作ってみたくなり、京都市内で畑を始める。結婚して3人の子供を授かったころ、農業生産法人みわ・ダッシュ村の清水三雄と出会い、福知山市の限界集落に移住。廃屋を修繕しながら家族で自給自足を目指す。土と向き合ううち田畑と山や川、個人とコミュニティーの関係やその重要性に気がつき、田舎も都会もすべて含めた「大きな意味での自給」を強く意識するようになる。この考え方は、美術家時代にドイツの現代美術家ヨゼフボイスのすべての人が参加して創り上げる社会彫刻という概念に影響を受けた。現在みわ・ダッシュ村副村長。
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