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ロブストス高垣の今日も一丁あがり

譲れないプライドがある!の巻


さて、今月は冬シーズン真っ只中。僕の渾身の作品である林業機械用滑り止めチェーン(2019年8月号で紹介)に多く時間を割いたので、もう一度書かせてください。

すべての作業を自分自身でこなした事実が自信に

山から大量の木材を積んで急傾斜を移動する林業現場の安全を守る滑り止めの開発に着手して5年。現場から高い評価を得て、今冬から全国販売にこぎ着けました。とはいえ、うまくいかない現場が出てきては改良を繰り返していて、業界の誰もが認めるベストセラーにまで仕上げきれるかはわかりません。ですが、山に入って、山師の作業を確認して、運搬車に乗って考えて、タイヤを測定し、図面を起こして試作して、感想を聞いて何度も作り直して、トラックで運んで、フォークリフトで整理して、溶接して、電動工具で仕上げて、オリジナル工具を作って組み立てて、山師に組み付け方法を指導して、弁理士と話し込んで特許明細を作り込んで、11社の協力工場と相談して作業工程とコストをまとめて、林業機械メーカーとディーラーと話し合って定価を設定し利益配分を定める。これらの作業をすべて自分自身でこなして、ようやく勝負できる準備が整いました。
ここまでやり込んで初めてクレームも褒め言葉もすべて受け入れられるし、失敗しても恥ずかしさなど感じることもなく胸を張れることがわかりました。溶接工のミスを自分で補修溶接していた時に、鉄を溶かしながら自分自身が社会に溶け込んでいくような、生まれて初めての感覚になったんですね。僕はすべての依頼に対して「製品ではなく作品」と思って取り組んでいますが、コンサートホールで歌うASKAの姿を見て、さらに仕事の純度を上げていかなければと改めて胸に誓いました。さて、真冬の山で心が熱くなりすぎて雪が融けそうになってきましたので、そろそろ下山して春作業の依頼に取り掛かりましょう! ということで! 今月も一丁あがり~~~♪♪♪

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