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人生・農業リセット再出発

東京OLYMPICと標識表示

「KOBAN」と書いてある標識を見て、外国人は何のことだか理解できるだろうか? 日本人だって、この文字だけを読ませたら、お金の“小判”を連想するだろう。これは全国各地の駐在所にある警察の看板「交番」の“正式な標識”だという。
日本語のコーバンすら普段あまり口にしないのに、外国人はそれが警察のことだと知る由もない。なぜ、「POLICE」と表記しないのかと当局に聞いてみたら、答えは、“決まりですから!”と。東京の地下鉄に乗ってみると、駅名表記が「Kokkai-gijidomae」、OLYMPIC会場駅は「Kokuritsu-kyogijo」となっている。これは英語では全く理解不能で、もろ日本語そのままのローマ字ではないか。国会議事堂は“National Assembly Hall”、“Capitol”、“Parliament”で、国立競技場は“National Stadium”とするべき。実は、この見解は国土交通省大臣など高官、JAL、ANA、JR社長などのそうそうたるメンバーが出席する東京大学での勉強会で、私が発言したことなのだ。国交省担当者の返事は“ご指摘の件、前向きに検討します”。それからすでに2年以上が経ち、オリパラ開催まであと数カ月しかないのだが、少しだけ書き換えられたのが羽田空港モノレール駅名「Kokusaisen-terminal eki」が「Haneda Airport International Terminal」だけ!

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