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【地域活性化という「遊び」】
限界集落で生きていくにはスーパー竹とんぼ作りも重要!?
- 副村長 みわダッシュ村 山本晋也
- 第49回 2020年03月30日
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寒空に竹とんぼが舞います。
竹とんぼと言っても
子たちが取り組んでいるのは
スーパー竹とんぼ。
竹とんぼを空気力学や飛行力学に基づいて精密に加工し
高度や飛行距離
滞空時間を競うというもの。
三角定規に分度器コンパス
0.3mmのシャーペンに
方眼紙などを使い
まず羽根の型紙を作成。
山から切り出した
分厚い孟宗竹を使って板を作り
それに羽根の形を転写。
そこから羽根を
薄く削り出していくのですが
何しろスーパー竹とんぼというだけあって
本物の航空機のごとく
極限まで軽量化が求められます。
最終0.7mmくらいまで
薄く削っていくので
最後は少し間違えると
割れてしまいます。
うまく削り終えたところで
ひねりを加えるために
熱を加えて曲げていくのですが
これも慎重にやらないと
全てが水の泡。
冬は来年の薪の準備や
獣害柵の修復など
いろいろ忙しいのですが
そんなものそっちのけ。
気が狂ったように
毎日作り続けています。
0.3mmのシャーペンに
方眼紙などを使い
まず羽根の型紙を作成。
山から切り出した
分厚い孟宗竹を使って板を作り
それに羽根の形を転写。
そこから羽根を
薄く削り出していくのですが
何しろスーパー竹とんぼというだけあって
本物の航空機のごとく
極限まで軽量化が求められます。
最終0.7mmくらいまで
薄く削っていくので
最後は少し間違えると
割れてしまいます。
うまく削り終えたところで
ひねりを加えるために
熱を加えて曲げていくのですが
これも慎重にやらないと
全てが水の泡。
冬は来年の薪の準備や
獣害柵の修復など
いろいろ忙しいのですが
そんなものそっちのけ。
気が狂ったように
毎日作り続けています。
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山本晋也 ヤマモトシンヤ
副村長
みわダッシュ村
1968年、京都生まれ。美術大学を卒業して渡米後、京都で現代美術作家として活動。そのかたわらオーガニックレストランを経営するも食材を種から作ってみたくなり、京都市内で畑を始める。結婚して3人の子供を授かったころ、農業生産法人みわ・ダッシュ村の清水三雄と出会い、福知山市の限界集落に移住。廃屋を修繕しながら家族で自給自足を目指す。土と向き合ううち田畑と山や川、個人とコミュニティーの関係やその重要性に気がつき、田舎も都会もすべて含めた「大きな意味での自給」を強く意識するようになる。この考え方は、美術家時代にドイツの現代美術家ヨゼフボイスのすべての人が参加して創り上げる社会彫刻という概念に影響を受けた。現在みわ・ダッシュ村副村長。
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