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北海道長沼発ヒール・ミヤイの憎まれ口通信

死の宣告をされたことありますか?(2)


数日後、南1条病院を訪れて半年前のレントゲン画像を渡すと、藤田先生は持ち込んだ画像と現在の画像をのぞき込んだ。「4月の時点ではそんなにひどくないね。その後、炎症ができたのかな~」となった。
以前の診察時に「動物飼ってる?」と聞かれたが、「いません」と答えた。「ん~ん、海外は?」となり、「毎年アメリカに行きます」「どんなとこ?」「え~内陸の砂漠地帯です」と話すと、藤田先生は「そう言えば砂漠に変わった病気があったな」と言い残して、その日はそれで終了。自宅に帰り、ネットに条件を入れてみたら、ありました。
コクシジオイデス症、南北アメリカ砂漠地帯の砂にある真菌で肉芽腫を引き起こす。アメリカではバレーフィーバー(渓谷熱)と呼ばれる。医学専門書によると、コクシ(通称)が強風や土木工事で舞い上がり分生子(真菌胞子?)を吸い込み肺に感染を起こす。患者の0.5%は全身感染に波及し、その半数が致死的となる。本菌の検査では二次感染に注意が必要で、アメリカでは過去200名近い研究者および臨床検査技師が感染し、死亡例も少なくない。日本では02年9月までに31例の報告(私は含まれない)があり、そのうちの2例は渡航歴がない綿花を扱う工場の従業員が感染したとある。これらの地域の女性の30~60%は生涯どこかでこの真菌にさらされている。アメリカでは毎年15万人がこの感染症にかかり、白人よりも黒人よりもアジア人の方が症状を出やすいと記憶している。
次の診察で、藤田先生は「もしこのバレーフィーバーだったら、北海道では調べようがないね」と言われた。なんでも当時の横浜の国立感染ナントカに生検を送ることになると言われた。そこで先生から「またアメリカに行く?」と言われ、「2カ月後に行きます」と伝えたところ、CTの画像5枚と現地の病院での検査を勧められ、そうすることにした。
話は変わるが最近、濃厚接触は2m以内というが、CDC(米国疾病対策センター)では6フィート(1.83m)とある。この17cmの違いは?まさかマイナス17cm入れたり出したりする超濃厚接触行為のことを示しているのだろうか……。
再度聞こう。あなたは死を宣告されたことはありますか? ボーと生きてんじゃないぞ。後悔のない人生を送りたいものです。(続く)

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