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齊藤義崇の令和の乾田直播レポート

乾田直播フォーラムin宮城2020編


地域や経験が違えども、同じ技術を成功させる目標は同じなので、真摯に取り組む姿勢や、その努力から生じた哲学は会場に届けられたのではないだろうか。テクニックも大事だが、まずはモチベーション。その基本は地域を跨いでも変わらないという実感を、味わえたように思う。

会場からの質問も交えたディスカッション!

プログラムの最後に、講演者がズラリと並んでディスカッションが行なわれた。座長を務めたのは、大谷隆二氏だ。最近でこそ現場を離れたと聞いていたが、講演者やその地域を掌握できているようで、それぞれの報告で聞き漏らした点や確認しておきたい点について講演者に改めて質問し、さらに会場からの質疑を受けて進められた。
関東以西の乾田直播と比べて、焦点が当てられたのは、出芽に対するスピード感である。北海道はもちろん、東北も含む雪国での直播ではこれがハンデとなり、参加者も講演者も出芽障害を幾度となく経験してきた。逆に言うと、出芽が遅れる以外は、除草の苦労もコツをつかめば乗り越えやすく、北国の直播の技術体系は完成していると言えるだろう。世界的にも穀類の出芽コントロール技術は研究され、多様な技術体系が現場に提案されてきたが、日本の乾田直播においてはまだまだ研究の余地が残されている。生産者だけでなく、ともに歩む関係者の熱意もここまであれば、乾直技術はさらに高みを目指していけると確信した。
すべてのプログラムを終えた後に開催された情報交換会は、参加者も多く、大盛況だった。その勢いは夜遅くまで続き、第二ラウンド、第三ラウンドが繰り広げられたのは報告するまでもないだろう(笑)。

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