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食の数だけ正義がある 明日も争いは終わらない

デマを見抜く配信・投稿チェック法

前号では「農業系デマの傾向と対策」を書かせていただいたが、今回は自分がおかしな投稿をシェアしないための確認事項をいくつか書いてみた。ただ、幸いにも『農業経営者』の購読層ともなると経営者としての資質や信用問題からか変な投稿やシェアはしない傾向にあると私は思っている。社員教育などの参考にしていただければ幸いである。

怪しさに気付く4つのポイント

(1)配信・投稿の日付
ネットは新旧の記事が混在しているので、古いニュースや投稿記事があたかも現在のニュースであるかのようにシェアされることがある。
昨年末あたりにかけて「種子法廃止でモンサントに都道府県の種子の知見が流れて大変!」という投稿がやたらシェアされた。モンサントが2年も前に買収されて消滅していることからも分かるように、元記事は山田正彦元農林水産大臣が2017年に投稿した「大変なことになります」というタイトルの記事である。山田さんが今取り組んでるのは「種苗法」関連なのに、なぜ今更何の脈絡もなく「種子法」の記事がシェアされるのか? シェアされてる方の多くが、ご自身による感想や解説などを載せていないことから察するに、記事の中身も読まず理解もせず日付も確認せずに、誰かが間違えて古い記事をシェアしてるのを見た人が反射的にシェアしたのだろう。
このように人の記事をシェアするときだけでなく、検索して何かを引用したり調べるときは検索結果に併せて出てくる投稿年月日を必ず確認する。

(2)タイトル・本文の重複
タイトルや本文の内容から、元記事や他の記事との重複チェックをする。記事に論文やニュース元などのリンクがあればその記事を確認する。引用リンクが無い場合はタイトルなどを検索する。たいていのブラウザは気になる箇所をドラッグして右クリックから検索できる。
前回、「一次情報は無味乾燥の事実や研究結果や法律であっても、それが情報拡散の中心人物(インフルエンサー)の意志が加わった二次情報となり、インフルエンサーを信奉するファンによって三次情報として拡散されていく」構図を示したが、こうすることで一次情報をインフルエンサーがどのように利用したかが分かる。勝手な注釈を加えたり、真逆の解釈をしたり……。

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