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アルパカファームの経営・労務事件簿

コロナに負けない持続化給付金

コロナ禍の収束はまだまだ見通せない。アルパカファームも農業の仲間たちも厳しい日々が続く。そんなとき……。
千代 社長、なかなか厳しい状況が続きますね。うちは大丈夫なんでしょうか?
藤田 さすがにこの状況が続くと堪えるね。内部留保があったからまだ耐えられるけど、周りの農業仲間ではちらほら廃業しないとなんて話も出始めてるよ。
千代 やっぱりそうなんですね。お隣の高橋さんも相当厳しいみたいで、バイト探さなきゃいけないって言ってました。
藤田 ああ、高橋さんとは昨日ふらっと会って、相談があったけど、かなり滅入ってたね。もともと大部分を給食センターに出荷していたし、影響は大きいよね。なんとかしてあげたいけど、うちも余裕があるわけじゃないから何もしてあげられなかったんだよ。
千代 助けてあげたいのはやまやまなのに。それもまた辛いですね。
藤田 そうそう、これから伝法院先生とZOOM(オンライン会議システム)でつないで会議するから、千代ちゃんも同席しない? 先生にいろいろと聞いてみよう。
千代 はい、ぜひ!
~ZOOMにて
伝法院 藤田社長、こんにちは。お、今日は千代さんも一緒なんですね。
藤田 千代ちゃんも同席させていただきます。というのも、うちも含めて、経営が大変な状況の農園がたくさんありまして。千代ちゃんにも質問してもらって、周りの農業仲間の相談に答えてあげられればと思いまして。
伝法院 なるほど、この状況の中でそれは素晴らしい心構えですね。早速ですが、「持続化給付金」の申請受付が5月1日から始まりました。新型コロナウイルスの影響を受けた事業者が対象です。情報は入っていますか?
藤田 たしか200万円だか100万円だかもらえるってやつですよね? それは農業仲間の間でも話題に上がっていました。ただ、農業が対象なのかどうかという点がわからないのと、手続きについていまいちわからず、正直実践に移せるほど理解はしていないです。

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