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北海道長沼発ヒール・ミヤイの憎まれ口通信

あの中国ウイルスとBCGの関係

21歳の時、私はまだ金髪・ブルーアイがウヨウヨいたゴールデン・ステーツと呼ばれるカリフォルニアの大都市LAにいた。あれは1979年の夏の衝撃的な出来事だった。
熊本出身のワカさんは、当地に4年居て、あと1年居たらアメリカの永住権(グリーンカード)がもらえるから、自分を殺して我慢して、低賃金でファースト・ストリートの日本料理のキッチンで働いているんだと言っていた。彼は口からお酒の匂いをプンプンさせながら私をオチョクッて来た。
「お前みたいな21歳男子の日本人とLAの日系人を裸にしたら、どちらが日本育ちかLA育ちか、その違いがわかるか? 2カ所あるぞ」
私は少し考えてからこう答えた。
「髪型ですかね~」
当時の日系人と日本人では髪型が違っていた。日系人は今の日本人のように刈上げタイプが多く、当時の日本人はボサッとしたロング系が多かった。ところが、ワカさんは「違う」と間髪入れずに言った。私が
「足の長さですかね~」
と答えると、ワカさんは
「それは確かにあるが、最近の日本人でも足が長い奴はいるからな~」と、別な回答を探すことになる。
同じ日本人のDNA(当時は血)なのだから肌の色、ではない。腕の長さ? 顔の大きさ? 一重か二重? 違うな。いろいろ考えていると、ワカさんは私に左腕を出せと命じて、突然腹を抱えてゲラゲラ笑いだした。
「これだよ、このBCGの跡だよ」
私は驚いて「アメリカ人ってBCGやらないんですか?」と聞いた。するとワカさんは「俺も4年前にアメリカに来た時に同じことを言われて、なんでアメリカではBCGやらないんだって考えたよ。ある時なんか、お前はアウシュビッツにいたのか? って言われたこともあったな~」と答えた。

日本株だから有効?

巷では、この日本株のBCGが、あのウイルスに効果がある(?)というので、調べてみると面白いことがわかった。乳幼児期に定期接種している国の人口当たりの、あの中国発信のウイルスによる死者数を比べてみた。日本、台湾、イラクなど日本株を使っている国と、ヨーロッパの多くのデンマーク株を使っている国では、ざっくり2桁違う。また、隣接するイランとイラク、ポルトガルとスペインで明らかな差があるのはどうしてか。

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