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人生・農業リセット再出発

今一度洗濯いたし申し候

「日本を今一度洗濯いたし申し候(そうろう)」と坂本龍馬。人類の洗濯浄化?では14世紀に大流行した「ペスト」がある。皮膚が黒紫色になって死ぬ黒死病は当時の世界人口4億5,000万人の22%、1億人が死亡し、英国やイタリアは人口の8割に上った。北里柴三郎が原因菌を発見してパンデミックは治まる。
次の洗濯は、1918年の2年間に「スペイン風邪」で世界人口4分の1の5億人が感染して5,000万人が死に、米国は平均寿命が12歳低下した。2002年の中国発「SARS」など伝染病が人類を周期的に“洗濯浄化”している地球。傲慢になりすぎた人間の振る舞いに神が怒り、正直者のノアとその家族、そして全動物の一対だけを選んで船に乗せ、地球を洪水で人間どもを抹殺浄化した旧約聖書のノアの方舟(はこぶね)に似ている。
そして今回、中共肺炎・CHINAコロリVIRUSが迫ってきて、死は他人事ではなくなった。悠長な働き方改革どころではなくなり、明日からの衣食住に先立つ収入を懸命に心配しなくてはいけない“生き方改革”が問われる事態だ。いつ収束するのかは神のみぞ知るだが、仮に2年以上も続けば、確実に会社倒産で壊滅的になるだろうし、失業・窮乏・飢餓・騒乱・犯罪・自殺が現実として見えてくる。自己防衛で拳銃を住民が列をなして買い求めている米国のニュースは明日の日本かもしれない。出社しないテレワークや、学校も自宅でパソコン授業に移行し始めたように社会構造の大転換になる。なぜラッシュアワーに都市のオフィス街まで出社しなくてはいけないのか!など、今回の外出禁止令で人々は会社人生の在り方に疑問を持ち始めた価値観の変革。大問題は、通勤形態以前に倒産失業で明日からの人生設計図が未曽有の白紙になってしまうことだ。

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