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北海道長沼発ヒール・ミヤイの憎まれ口通信

日本は小作人根性に溢れている(6)


結局、小青竜湯の調合する成分が一部ないので作れないことになった。サンフランシスコのチャイナタウンにいるThanh Truongという漢方の女医を紹介してくれたが、帰りは直行便で成田に向かったので寄れなかったが面白い勉強になった。
話を戻そう。どうも日本で販売している漢方薬は中国と同じではないらしい。ネット情報によると日本製の漢方薬は世界でのシェアは90%で、中国製は2%とある。生薬は中国製でもその後の加工技術が違うらしい。あ~それであの小青竜湯がミネアポリスのチャイナタウンで販売していない理由に合点がいった。
さて今回の武漢関連で思い出したことがある。いろいろな横文字が登場した。
クラスター(Cluster)とは、り患者がたくさんいる所のことだが、クラスターと言えば農水のクラスター事業をどうしても思い起こさせる。例えば畜産クラスターとは補助金を地域の関係者が計画を立て、認定を受けて補助事業をしますとなる。辞書によるとクラスターの意味はブドウの房、群れ、塊でグループ化された集団のことらしい。
集団といえば、「三人寄れば文殊の知恵」という言い方もある。平凡な人でも3人が協力すればよい知恵が出る、ということは知っている。
ここで疑問が生まれる。「寄る」は1+1+1=3の足し算なのか、1×3の掛け算なのか。どちらも答えは3になる。おそらく「寄る」には「よせる」の意味があるのでたぶん足し算になるのだろう。もし掛け算だと、一人でも何も変化を求めないゼロ、もしくはマイナス野郎がいたら、よく見かける小作人根性の絢爛(けんらん)華やかな烏合(うごう)の衆(しゅう)となってしまう。
オーバーシュート(Overshoot)は爆発的に患者が増えること。一応飛行機乗りなので同じ単語を使う。飛行場のベースレグから滑走路と一直線になるファイナルに入る時に膨らんで行き過ぎてしまう場合にこのオーバーシュートした(下手くそという意味)、という。
ロックダウン(Lockdown)は都市閉鎖。お前の頭はロックダウンだ。
ソーシャル・ディスタンス(Social Distance)は人との距離を取ること。WHO(世界保健機関)が表記できない伝染病がある。2m離れていても目と目が合っただけでり患してしまう。何かだって?
それは、バカと貧乏と小作人根性。先人はこう呼んだ、類は友を呼ぶ。
世界で通じる日本語もある。「Sushi(=寿司)」、「Sasimi(=刺身)」、「Tempura(=てんぷら、なぜ?)」などの日本食や古くは「Kamikaze(=神風)」、「Harakiri(=腹切り)」、「Syogun(=将軍)」などの歴史物もある。ちなみに、まだ若いときを思い出させる「Bukkake」はぶっかけ丼の意味ではない。

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