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【北海道長沼発ヒール・ミヤイの憎まれ口通信】
金髪・ブルーアイに会いに行けない!
- 西南農場 代表取締役 宮井能雅
- 第148回 2020年08月24日
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危機管理のアンテナ
アメリカ本土へはいつも、デルタ航空のビジネスクラスのフルフラットシートを使う。酒は飲み放題、あ~極楽至極の時間だ。忘れてた、私は下戸なので、デザートのアイスクリームを楽しみにしている。
いつも現金で払いたいが、現実は貯まったマイルを使うことが多い。チケットはいつも年末に購入する。理由は安いからで、交換マイルも好条件となる。例えば通常羽田とロサンジェルス間だと35万円以上するが、年末だと20万円前半になる。エコノミーにプラス10万円で行けるのだから食指が動くのも当然だろう。確かに10万円の差は重要な金額だが、オジサン62キップは販売していないし、基本仕事目的なのでマッタリさせてもらっている。
ただこの2年は事情が変わってきた。12月に格安ビジネスクラスの販売がなく、最近は年を明けて1月にならないと格安チケットが出てこないのだ。だからと言って困ることはない。アメリカ本土に行く場合は1月下旬から2月上旬を予定しているので、しっかりデルタのウェブページを覗く時間はある。
今回は12月末にアメリカツアーのホテル、レンタカーの予約を済ませた。ケンタッキー・ルイビル・ショウのホテルは10月にやった。11月になるとほとんど予約が取れないからだ。年が明けてデルタのウェブページを覗くとやっとビジネスクラスの価格も下がってきた。1月15日になり、そろそろ購入しようと考えたが、何か雰囲気がおかしかった。
テレビでは武漢で怪しい集団感染が発生したと報じていた。アメリカ国務省も同日注意勧告をした。中国で集団感染が発生しても「あっ、そうかい」で終わるが、アメリカ国内で中国人や武漢由来の集団感染が確認されたら、その被害は日本と比較してゼロが一つ二つ増えることはすぐわかるし、現実もそうなった。アメリカは移民の国だ。そのアメリカに350万人以上の中国人、中国系がいることになり、当然、日本にいる中国人以上に、中国本土との家族としての往来は頻繁になる。
さー、どうする? チケット購入は出発の5日前くらいなら安い価格で購入できそうだった。デッドラインは1月25日だ。
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宮井能雅 ミヤイヨシマサ
西南農場
代表取締役
1958年3月、北海道長沼町生まれ。現在、同地で水田110haに麦50ha、大豆60haを作付けする。大学を1カ月で中退後、農業を継ぐ。子供時代から米国の農業に憧れ、後年、オーストラリアや米国での農業体験を通して、その思いをさらに強めていく。機械施設のほとんどは、米国のジョンディア代理店から直接購入。また、遺伝子組み換え大豆の栽培を自ら明かしたことで、反対派の批判の対象になっている。年商約1億円。
北海道長沼発ヒール宮井の憎まれ口通信
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