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そして、1月23日に武漢では市民の移動制限が発表された。市民全員が大人しく市内にいてくれれば良かったのだが、後から半分の市民が逃げたと聞いた。こんな国民を信用するわけにはいかない。
これが決め手になった。今年は行くのをヤーメタ。帰国は2月23日くらいになるので、どう考えてもリスクは高い。もし私がサイレント・キャリアでアメリカ市民に迷惑をかけるのも良くないし、結局は触らぬ限りタダレなしの判断にした。
アメリカの関係各所に今年は行かない旨を伝えたが、「why(なぜ)?」なんて緊迫感のない状態だった。
余談だが、武漢で怪しい集団感染が発表されたのは1月15日。1月17日にはユニチャームがマスク製造を24時間で行なうことになったとテレビで放送した。同日、医療の知識はないが、危機管理のアンテナの受診状態が良い妻は、ドラッグストアーでマスクを数百枚購入し、その時に次の予約も済ませていた。折しも武漢で移動制限が決まった1月23日には予約したマスクを受け取った。ちなみに私は、その後の5カ月で貴重なマスクを4枚も使うことになった。
いつも中国の怪しい動きにアンテナを張り、判断と行動にスピード感は必要である。特にNHKの受信料を払って物事の選択のできない小作人根性の方たちは、受信料をどうするかも一案である。まっ、早い話、NHKをぶっ壊せ! そして妻に「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えよう。
FSの逆境で見せつけたブリヂストンの商魂
さてここからは、2年前のアメリカ本土話に戻る。参加者は北見市(カーリングの常呂だけど)の農家の息子、妻の従妹の子供(同じく北見市、常呂)、音更町の農家と私の4名になる。私がLAの知り合いの所にいる間、みんなにはラスベガスで偽りのエンターテインメントを楽しんでいただいた。
トラクターばかりだとつまらないので、今回はBS(ブリヂストン)のアメリカ工場に行って来た。22年前の1998年2月18日にアイオワ州のBSトラクタータイヤ工場に行ったこともあった。この20年でどれだけ工場が発展したのか興味があり、何度かのメールのやり取りで難色を示す場面もあったが、私と同じ世代のBS森脇さんの英断で参加することができた。
デモイン近郊の工場に行く前にランチでもいかがですか?となった。どのレストランにするかは、日本からの若いBS出向者に任せることにした。日本食にはならないだろうと思ったが、では、モンゴリアンBBQにしましょう!となった。我われ北海道組は正直言って「なんだそれ?」状態だった。
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宮井能雅 ミヤイヨシマサ
西南農場
代表取締役
1958年3月、北海道長沼町生まれ。現在、同地で水田110haに麦50ha、大豆60haを作付けする。大学を1カ月で中退後、農業を継ぐ。子供時代から米国の農業に憧れ、後年、オーストラリアや米国での農業体験を通して、その思いをさらに強めていく。機械施設のほとんどは、米国のジョンディア代理店から直接購入。また、遺伝子組み換え大豆の栽培を自ら明かしたことで、反対派の批判の対象になっている。年商約1億円。
北海道長沼発ヒール宮井の憎まれ口通信
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