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編集長インタビュー

30%のロスをなくす。日本の青果物流に大きなインパクト

3代続く仲卸のDNAが青果流通の変革に駆り立てた 昆吉則(以下、昆) 松丸さんは、伊藤忠のおられた時代にKIFAを立ち上げたわけですが、お父様が荷受け業者だったそうですね。松丸正明(以下、松丸) うちは、3代続いた神田の仲卸で、祖父は神田市場の仲買の創設者のひとり。親父は、神田市場の2大荷受けのひとつと言われた丸一青果で、ミカンを扱う第一人者でした。
昆 その松丸さんが、商社で青果を扱っていた。

松丸 もともと、加工食品や飲料など食品全般を扱う部署にいたんですが、95年から、僕の傘下に青果が入ってきた。私の家系のDNAと、それまで食品を扱ってきた経験を重ね合わせて、青果の世界を見てみました。なんだ、40年たっても、この業界は何も変わってないじゃないかと思った(笑)。それなら変えてやろう、農家がいいものを作ったら、それをいい状態のままで売り場まで届けられる、コストのかからない流通を作ろうと、1998年にドール・伊藤忠・協和の合弁で設立したのがKIFAです。

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