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人生・農業リセット再出発

賢い・強いではなく、環境変化適応力で生存は決まる


松本晃さんは伊藤忠商事に入社し、ジョンソン・エンド・ジョンソン日本に出向した。社長として売上3兆円を7兆円に業績を上げる。松本さんは私に言う、「経営者の仕事は夢づくり。社員がワクワクするホラを吹くこと。柳井さん、孫さん、三木谷さんは大ボラ吹きの大夢語り。企業規模に関係なく、皆でこの夢を叶えよう!と壮大なビジョンに向かって強力なベクトルが働く」と。次にカルビー会長に就任すると、市場シェア40%を75%まで拡大して売上も2倍の2,500億円に成長させた。カルビー本社ビルで各階でエレベーターが止まるが、社員同士の面識があまりにも希薄であることに危機感を抱く。赤羽の本社ビル売却と東京駅八重洲ビルへの移転、広大なワンフロアに集約して役員室も撤廃、全社員を一望できるオフィスにした。デスクも個人割り当てを廃止し、出社した者から好きな場所を使う、会長も含めて自由席!である。退社時にデスクに私物が残っているとゴミ箱に捨てる。全社一丸のコミュニケーション広場になり、新商品誕生の噴水広場となった。女性社員は14時以降は自由退社で在宅勤務に。アイデアは会社のデスク上である必要性はなく、家庭生活の中にこそあると考えたからだと。
富士通など大手企業も社員8割近くを在宅勤務にする。60歳定年で65歳まで雇用継続可能だが、アメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリアでは定年制が禁止されている。家電量販店ノジマは、幅広い商品知識と接客技術を持つベテラン社員の貴重な戦力を保持するため、“デキル者”の定年を80歳に引き上げた。現在15歳未満の子供は1,521万人、20年後の労働力はこれだけ。日本人口は1億2,427万1,318人で、年に51万人ずつ減少し、65歳以上が29%、75歳以上は15%! 労働力不足を補うのは、末期高齢者⇒「光輝交麗者」である。Yahoo社長は、“複業”大歓迎と言う。
強いから賢いから生き残れるわけではない、日々変わり行く環境に適応できるかどうか が生死を分ける」
Darwin進化論

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