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シリーズ水田農業イノベーション

子実トウモロコシ 今年の試みはモバイル乾燥機-花巻子実コーン組合・盛川農場

岩手県花巻市にある(有)盛川農場は2013年に子実用トウモロコシの生産を始めてから今年で8年目になる。代表の盛川周祐氏は近隣の生産者と共に花巻子実コーン組合を設立し、東北農研と子実のサイレージ化の試験をするなど府県のトウモロコシ生産をリードしてきた。毎年新しい試みをしている盛川氏は、今年は府県の生産者では初めて海外製のモバイル乾燥機をテスト導入した。
(有)盛川農場
代表 盛川周祐
経営規模:水稲30ha、小麦42ha、大豆8ha、トウモロコシ11ha
花巻子実コーン組合
3経営団体で組織
2020年トウモロコシ
作付面積 計15ha
推定収量約120t

モバイル乾燥機を一連の作業にテスト導入

今回盛川農場で使用したモバイル乾燥機はイタリアのMECMAR製。1基で約13tに対応できるが、製品群のなかでは小型機の類だ。最初に子実トウモロコシの取り組みを始めた柳原孝二氏が率いる北海道子実コーン組合ではこれより大型の機種を使用している。
盛川農場には、種子会社のパイオニア・エコサイエンスがデモンストレーションとして北海道から運び込んだ。トラクターで牽引して移動できるので「モバイル」と名が付いているが、日本では道交法の高さ制限があるので、一般道では最小サイズの機種以外は分解して運ぶ。本機は北海道で分解してトラックで運搬し、盛川農場の敷地で組み立てた。
2、3日続いた雨が上がった翌々日の10月27日、花巻は晴天で収穫日和だった。盛川農場では乾燥調製施設の前にモバイル乾燥機を設置し、既存の乾燥機と並行して作業を進めていた。組合員の収穫と乾燥調製の作業は終わり、この日は盛川農場の作業4日目だった。夏に小麦でテスト使用したときモバイル乾燥機の調製は確認済みで、盛川氏は順調に稼働させていた。

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