ナビゲーションを飛ばす



記事閲覧

  • このエントリーをはてなブックマークに追加はてな
  • mixiチェック

農業は先進国型産業になった!

日本ワイン比較優位産業論 現地ルポ 第23回 反逆のワイナリー 雨の多い宮崎でワイン造り (株)都農ワイン(宮崎県都農町)


従業員23名。うち正社員13名(畑10名、醸造3名)、契約社員10名。収穫は学生アルバイトを使う。売上高3億円である。宮崎は焼酎文化の地域であるが、出荷先は県内8割(数量ベース)と、地元の比重が高い。社長「よく言えば地元に愛されている。悪く言えば県外展開が遅れている」。
通信販売などの直販が増えているので、担当を置くなどしてこれを増やしたいようだが、社長は人件費コストの上昇を考え、悩んでおられた。先行投資と考え、直販担当者を設置すれば、県外がもっと増えよう。県外が増えれば競争原理が作用して、競争力が培われ、都農ワインはもっと競争力を高め発展するのではないか。
コロナ禍の影響で、顧客が20%減少した。農協とは持ちつ持たれつの関係にあり、今年は農協が率先して組合員にワインを買ってもらっている。小畑社長が認めるように、地元依存が少し大きいようだ。
都農町は、2020年、町制100周年である。近年、人口減少が目立ってきた。都農ワインの県外展開が成功すれば、「外貨獲得」に貢献するのではないか。農業の第6次産業化を通して、都農町の発展に貢献することになろう。
―――――――――
前号の修正:35ページ、2段目9行目、「シュウ酸」は「酒石酸」の間違い。

関連記事

powered by weblio