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【地域活性化という「遊び」】
奥さんは田舎暮らしの大先輩 ご近所さんをちょっと気遣いながら
- 副村長 みわダッシュ村 山本晋也
- 第60回 2021年02月25日
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まだ移住促進などの取り組みが活発ではなく
一家5人が
限界集落に移住というのは
ニュースとして地元の新聞に大きくとりあげられました。
そうなると雑誌やテレビと
さらに取材は増えます。
そんななか一番多かった質問は
やはり移住に至った
経緯や理由ですが
きかれると子育てのことに始まり
つねに伝えたいことをいっぱい抱えて生きている僕としては
自然のこと農業のこと
はては聞かれてもいない芸術論まで
ついつい時間を忘れて熱くかたってしまうので
取材にこられた記者さん
僕の想いを理解しつつも
最後は決まって心配そうに
「奥さんは移住に賛成されていますか?」という質問が出ます。
さてその奥さん
生まれは京都の八瀬。
古い風習やしきたりが大切に守られているのは
ある意味いま暮らす限界集落以上。
地元の神社には
毎年奉納する踊りが複数あり
小学校6年生の担当する踊りは
そのために髪を結いますが
結構な長さが必要なため
女の子は小学校入学から6年生まで
髪を切ることが
許されなかったそうです。
さらに取材は増えます。
そんななか一番多かった質問は
やはり移住に至った
経緯や理由ですが
きかれると子育てのことに始まり
つねに伝えたいことをいっぱい抱えて生きている僕としては
自然のこと農業のこと
はては聞かれてもいない芸術論まで
ついつい時間を忘れて熱くかたってしまうので
取材にこられた記者さん
僕の想いを理解しつつも
最後は決まって心配そうに
「奥さんは移住に賛成されていますか?」という質問が出ます。
さてその奥さん
生まれは京都の八瀬。
古い風習やしきたりが大切に守られているのは
ある意味いま暮らす限界集落以上。
地元の神社には
毎年奉納する踊りが複数あり
小学校6年生の担当する踊りは
そのために髪を結いますが
結構な長さが必要なため
女の子は小学校入学から6年生まで
髪を切ることが
許されなかったそうです。
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山本晋也 ヤマモトシンヤ
副村長
みわダッシュ村
1968年、京都生まれ。美術大学を卒業して渡米後、京都で現代美術作家として活動。そのかたわらオーガニックレストランを経営するも食材を種から作ってみたくなり、京都市内で畑を始める。結婚して3人の子供を授かったころ、農業生産法人みわ・ダッシュ村の清水三雄と出会い、福知山市の限界集落に移住。廃屋を修繕しながら家族で自給自足を目指す。土と向き合ううち田畑と山や川、個人とコミュニティーの関係やその重要性に気がつき、田舎も都会もすべて含めた「大きな意味での自給」を強く意識するようになる。この考え方は、美術家時代にドイツの現代美術家ヨゼフボイスのすべての人が参加して創り上げる社会彫刻という概念に影響を受けた。現在みわ・ダッシュ村副村長。
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