ナビゲーションを飛ばす



記事閲覧

  • このエントリーをはてなブックマークに追加はてな
  • mixiチェック

江刺の稲

イスラエルを合わせ鏡として日本の今を再考してほしい

  • 『農業経営者』編集長 農業技術通信社 代表取締役社長 昆吉則
  • 第298回 2021年04月23日

  • この記事をPDFで読む
    • 無料会員
    • ゴールド
    • 雑誌購読
    • プラチナ
1998年11月号の「農業経営者ルポ」に登場した中村泰明さんの現在を土下信人さんにご紹介いただいた。世界の農業経営者や業界関係者との交流の中で得た最先端の技術知識だけではなく、官主導の日本農業界から自由に羽ばたいていた中村さんの今は、さらにその羽を広げてコロナ禍の困難を越えて新たな仕事に取り組んでいる。
土下さんは中村さんを介して知りえた方。同氏は名古屋大学農学部卒業後に日本で初めての組織培養の技術を使ったメリクロン苗の生産事業を立ち上げ、沖縄や台湾などでも組織培養事業やその技術指導に活躍された。中国各地での農業コンサルタントや農場経営にとどまらない様々な事業に取り組みながら、本誌上にもたびたび寄稿をお願いしてきた。そんな土下さんと初めてお目にかかったのは、中村さんをルポで紹介した翌年の99年に中村さんをコーディネータにお願いして当社が主催したイスラエルツアーの時だった。
そのツアーの様子を「日本と日本農業を見る『合わせ鏡』としてのイスラエル」99年11月号の特集として紹介している。実は、土下さんの今回の原稿を読みながら僕もこの懐かしいイスラエルツアーを伝える特集を改めて読んで、多くの皆様に紹介したいと思った。
その特集の前文にこんな記事を書いた。長くなるが引用する。

関連記事

powered by weblio