ナビゲーションを飛ばす



記事閲覧

  • このエントリーをはてなブックマークに追加はてな
  • mixiチェック

人生・農業リセット再出発

DRONE

売りたいものを売るな! 相手が欲しがるものも売るな!」とは、松下電器(現・Panasonic)を興した松下幸之助。では、何を売ればよいのか? 幸之助は言う。「お客さまのタメになるものを売れ!」と。
「我が社は電化製品を作る会社ではなく、人を創る会社だ!」と豪語した。新型電気洗濯機の売り出しで、営業に月間10台のノルマを課す。営業は必死で売り込み、奥様が「そんな新製品だったら欲しいわ」と言う。普通はヤッタア!と喜ぶだろうが、幸之助は「売るな!」と制止する。「まだ使っている洗濯機がありますよね? だったら同じ予算で人気のスティーム・オーブンがありますが、こちらの方が随分お役に立つと思うのですが」と言う。ベクトル合わせで、セールスは「→・←」の、売り手:買い手の相対する図式を、「→・→」の同じ方向で相手と同調する。奥様は、このセールスマンは私のタメを考えてくれているんだと感動する。そして、お客がお客を連れてやってくる人格信頼の高まった世界でセールスマンに道が開けてくる。そうやって人づくりをした松下ナショナルファミリーだけは、今でも全国の町に小売販売店を残しているが、どこにでもあった東芝や日立などの販売店看板は昔物語の遠い風景となっている。

関連記事

powered by weblio