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地域活性化という「遊び」

ちょっとしたものをちょっと時間を割いて作る


4歳の頃から
刺繍をやったり
ぬいぐるみを作ったり
裁縫道具をおもちゃがわりにして遊んできた元気に
「前掛け作ってくれる?」とお願いすると
二つ返事でOK。
さっそく赤い布を買ってきて
手縫いでちくちく。
とりあえず4枚できましたが
お地蔵さんはたくさんあって
あっちこっちと小さいのもくわえると10体以上。
始めたのが前日だったこともあり
当日全部は
間に合いませんでした。
ただお地蔵さんの大きさもまちまちなので
あとは寸法にあわせて少しずつ作っていこうと思います。
作りながら
お地蔵さんの前掛けは
なんで赤いのか
ちょっと気になってネットで検索してみたら
答えと一緒に
ショッピングサイトの商品画像がずらっと出てきました。
売ってるんですね
お地蔵さんの前掛け。
現代としては
「そんなの当たり前じゃん」ってなるのかもしれませんが
僕にとっては
「そんなの売ってるんだ」
とちょっとびっくりしました。
できあがった前掛けには
交通安全とか家内安全とか家庭円満とか
それぞれ願いを書いて奉納させていただくわけですが
その願いはお地蔵さんが叶えてくれるというより
自分たちの集落の
ちょっとしたものを
ちょっと時間を割いて
みんなで作ってお納めする
という気持ちや行為が
人の気持ちをやさしくして
結果的に運転がやさしくなったり
物言いがやわらかくなったり
ということにつながり
それが最終的に交通安全とか家庭円満という形になって現れるのでは?
と僕は思います。
必要なものが
「ワンクリックで次の日届く」
僻地に暮らす僕たちにとって
とても有難いことですが
「ちょっとしたものを、ちょっと時間を割いて作ってみる」
というような気持ちは
暮らしの楽しみとして残していきたいですね。

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