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だからといって面積を広げて収量を増やせば、リスクも増大していきます。もし大病を患ったらどうなるか。もし事故に巻き込まれたらどうなるか。農家さんと話しているとそういう不安も垣間見えるからこそ、現場の力になれる仕事をしようと熱くなってしまうんですね。
汎用機ほどニーズも多彩
では、先月の田植機に続いて、今月は野菜移植機の足回りについて話してみましょう♪ 最近は野菜移植機のトレッドのカスタマイズ依頼がよくあります。例えば、ヤンマーPH1WAのトレッドを加工して露地トマトをセンター植えしたいとか(写真1)。例えば、ヰセキPVH100のトレッドを100mm広げてアレッタの葉を避けて植えたいとか(写真2)。例えば、ヰセキPVH2のトレッドを700mm広げて長ネギのマルチ植えを機械化したいとか(写真3)。
汎用性が高い野菜移植機の場合は特に、現場でどういう使われ方をするか、メーカー側が完璧に把握して製品開発をするのは不可能です。でも、現場ニーズを予測して「オプションパーツを作る準備」をしておくことはできるはず。農家さんの満足度も上がって、結果的に販売台数が伸びると思うんです。経営も営業も未来を予測して準備することが重要! まぁ、それが難しいから困ってるんですけどね(笑)。ということで! 今月は三丁あがり~~~♪♪♪
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高垣達郎 タカガキタツロウ
株式会社ロブストス
代表取締役社長
1984年アメリカ生まれ、東京都大田区の町工場街で育つ。2011年に(株)ロブストスを創業し、農林水産業機械のワンオフ対応を軸に、独自のサービスを構築。A-1グランプリ2011グランプリを受賞。群馬県を拠点に、機械メーカー・ディーラー・農協・農業生産法人など、全国的に取引を拡大している。
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