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江刺の稲

いい加減にしろ、テレビのバカ番組

  • 『農業経営者』編集長 農業技術通信社 代表取締役社長 昆吉則
  • 第304回 2021年10月20日

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在宅しているとどうしてもテレビを見てしまう。
朝ドラのヒロインへのコメントで身内受けするバラエティー番組。その中でやる料理番組で炒め物をしている様子に「まだ生焼けだぞ!」などと画面を指差しながら怒鳴る。さらに民放のニュースショーも見てしまう。少しは仕事をせねばと思いつつも、パソコンを開いている居間にはテレビがついたまま。ついつい耳がそれに向いてしまう。
番組制作者やアナウンサーは、深刻な顔をしながら新型コロナの患者数が増えることを期待しているみたいだ。患者数の減少を喜ぶより次の患者数増加をにおわせ、いかにも政府が無策であるかのようにあげつらう。毎度お馴染みになっている医者たちも彼らの居場所づくりをするように不安をあおり続ける。さらに、何の専門家でもないタレントや芸人たちがしたり顔で似非科学や凡庸なコメントを語る。
そうこうしているうちにメディアが批判し続けてきたワクチン接種の遅れは一気に米国の水準を超えるレベルになり、患者数も急激に減ってきている。

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