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こんなことで国際問題になった事例がある。私がアメリカに行った2007年8月、現地の新聞を見て驚いた。同じ時にアメリカに遠征試合に行った日本リトルリーグの子供たちからアメリカ人の最低8名に麻疹がうつった。日本では当時、それらの遠征した子供に麻疹ワクチンを強制していなかった。つまりバカ親の判断で自分の子供がアメリカで麻疹を拡散させたということになる。子供は大人になっても麻疹を打ったかどうか知らないし、周りも小作人根性の持ち主ばかりなので、その子供も同じことをする悪循環だ。
逆説で考えてみよう。日本はワクチンを打たない途上国だから、最近になってアメリカ野球と戦える国になったのか?以前テレビで子宮頸がんワクチンによる副作用で、イギリスの担当大臣にくってかかる副反応被害者の母親の場面があった。そのイギリスの大臣は毅然とした態度で言った。
「国益を考えた場合、このワクチンを打たないともっと困る方が増えます」
当然だろう、時を同じくして日本でもこのワクチンが再開されるかもだ。女性にも男性にもとても喜ばしいことだ。
頭部7針の外傷と腹筋痛
さて、5月に輸入貨物を引き取りに行くことになった。4トントラックに従業員と3人で、18年の地震で被害があり、釣りでも有名な苫小牧東港のコンテナヤードに向かった。コンテナヤードは保税エリアであり入場が制限される場所でもある。入り口の事務所で入場許可をもらい、いつもの場所に向かうと、コンテナからの荷下ろし作業はすでに始まっていた。
積み下ろしはできそうだが、現地での荷下ろしをどうするか悩む。そこで、吊り上げフックを確認するために機械上部を確認したが―高さ1メートルから足を滑らし右前頭部をH鋼の角にぶつけた。血の量は大したことなかったが、なぜか腹筋をやられた。
大手の会社が扱うヤードなので労災だ、事故だとなると面倒なので30分ほどで引き上げた。5cmは切れていたので、とりあえず止血のために17時少し前に千歳駅前の整形外科に行ったが、頭部は見ないと言う。カチンときた。血を流しているのに対応しないのか?救急車呼んでやる、と思ったが携帯はトラックに忘れてしまっていた。と思ったら脳外科を紹介してくれた。
紹介された緊急外来は19時以降にならないと開かないというので、時間までみんなで回転ずしに行くことにした。19時に指定された脳外科に向かい、CT、レントゲンの後、結局7針やった。
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宮井能雅 ミヤイヨシマサ
西南農場
代表取締役
1958年3月、北海道長沼町生まれ。現在、同地で水田110haに麦50ha、大豆60haを作付けする。大学を1カ月で中退後、農業を継ぐ。子供時代から米国の農業に憧れ、後年、オーストラリアや米国での農業体験を通して、その思いをさらに強めていく。機械施設のほとんどは、米国のジョンディア代理店から直接購入。また、遺伝子組み換え大豆の栽培を自ら明かしたことで、反対派の批判の対象になっている。年商約1億円。
北海道長沼発ヒール宮井の憎まれ口通信
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