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「忙しい時こそなんとか工夫をして新しいものを生み出すチャンス!!」と
自分たちに言い聞かせつつ
なんとか頑張っていますが
疲れがたまってくるとやはり喧嘩は多くなりますね(笑)。
さて前回日々の炊飯研究のことを書きましたが
問題点がひとつ。
炊飯がとてもうまくいくと
鍋底にうっすらおこげができるのですが
これを取り除くのが一苦労。
そのまま加熱すれば
パリッと剥がれて
お煎餅のようにパリパリ食べられるのですが
我が家ではホーローの鍋をメインに使っているので
それをすると鍋が少なからずダメージを受けてしまいます。
そのまましばらく
お湯につけておけば
柔らかくなって剥がれるのですが
お湯でふやかすと結構な量になり
それをそのまま流しに捨てるというのは
あまりにもったいなく
しばらくの間
それをお粥にして食べていたのですが
お腹いっぱい食べた後
さらにお粥というのは
いくら食べ盛りの子たちがいるとはいえ
毎日となるとさすがに苦しくなってギブアップ。
ならば作ったお粥を
次の朝食べるというのも試しましたが
やはり味が落ちてしまうと朝から元気が出ないので
それも長続きしませんでした。
もうあきらめて
堆肥にでもしてしまおうかと考え始めた頃
長男が思いついたのが
食事している間鍋に残ったおこげにお湯を入れふやかしておいて
食事がおわったら片付けをしながら麹を混ぜてあたため
55度から60度くらいになったら
そのまま保温
次の日朝になったらおいしい甘酒ができあがっているという方法。
実際にやってみると
これが大成功。
何もせずそのままの温度で
おいしく飲めるので
忙しい朝にもぴったり。
ありがたいことに甘酒には疲労回復効果もあるそうで
やり始めて一週間
こころなしか喧嘩の数も減ってきたような気がします(笑)。
これからの季節は
生姜や柚子を入れてバリエーションを楽しんで
春になったらゼリー
夏になったら
プリンやアイスクリーム
秋が来れば甘酒モンブラン。
忙しい忙しいと言いつつも
食べ物のこととなると
夢中になって
いつのまにか忙しいということを
忘れてしまう
山本家でありました。
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山本晋也 ヤマモトシンヤ
副村長
みわダッシュ村
1968年、京都生まれ。美術大学を卒業して渡米後、京都で現代美術作家として活動。そのかたわらオーガニックレストランを経営するも食材を種から作ってみたくなり、京都市内で畑を始める。結婚して3人の子供を授かったころ、農業生産法人みわ・ダッシュ村の清水三雄と出会い、福知山市の限界集落に移住。廃屋を修繕しながら家族で自給自足を目指す。土と向き合ううち田畑と山や川、個人とコミュニティーの関係やその重要性に気がつき、田舎も都会もすべて含めた「大きな意味での自給」を強く意識するようになる。この考え方は、美術家時代にドイツの現代美術家ヨゼフボイスのすべての人が参加して創り上げる社会彫刻という概念に影響を受けた。現在みわ・ダッシュ村副村長。
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