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北海道長沼発ヒール・ミヤイの憎まれ口通信

日本は小作人根性に溢れている(9)


行くのは簡単で、ワクチン接種証明があれば、アメリカ入国は隔離措置なしだ。問題は日本に帰って来た時に10日間隔離措置がある(10月10日現在)。それもタクシーや鉄道、バスなどの公共交通機関は使えないが、ハイヤーは良い?んだってさ。

次の世代なくして農業は存在しえない

今年も自然災害が各地であった。ばっかだなーと正直に思ったことがある。昨年に引き続き、今年も大雨、水害で住宅や工場が浸水した所がある。ってことは来年もあるんじゃない? 近くの川の堤防よりも低い所に建物を新築した、まさしく小作人根性を超えた勇気ですね。
他人事ではない。私の自宅は海抜5.5mにあり、農場の建物はそれより30cm高い場所に親が建てた。自分の代に立てた倉庫はさらに30cm高く、空き地600坪はさらに1.5m高いスペースを作った。これだけ高くしたら過去の水害には対応できそうだ、という姿を次の世代に見せなければ農の業(法律的に継続反復)にはならない。
農業はこうだ、あーだ、有機だ、地域だ、消費者だ、という生産者はあまたあれども、水害対策はすべて行政お任せのホイと(ほいと、はダメです)…ニー・ヒューストンであり、生活基盤の重要部分が抜け落ちた意気込みだけのアッラー・アクバル(イスラム教徒が自爆する時の祈りの言葉)のようだ。そんなうしろ姿をあなたの子どもは見て育つのだ。言っている意味がわからない独身は、あなたの子どもたちも同じ過ちをやる。それが世の習いというものでしょうね。
山の麓に住めば土砂崩れ、海のそばに住めば津波だ。確率で考えると、山に行ってサメに襲われる確率と、海に行って熊に襲われる確率のどっちが高いのか誰も教えてくれない。確かにすべての災難に対応できないこともあるが、一人一人が賢くならないとその集団が賢く動くことはない。
適切な表現ではないことはわかっているがあえて言う。あのアウシュビッツ収容所が始まる5年以上前に、あの天才ユダヤ人のアインシュタインはなぜアメリカに行ったのか。今、TBSで放送している『日本沈没』を単なるドラマだと考えてもいいのか。特に農業の場合は次の世代がいなければ存在しない産業のひとつだ。そこで鼻で笑っている奴はまさしく小作人根性の持ち主だ。国家や地域がどうなるか内からは見えなくても外からははっきり見えることがある。

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