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人生・農業リセット再出発

希望日本の農業“美事ネス成幸法”


“日本一小さい専業農家”の石川県能美市のNさん。バーテンダーやホテル支配人を辞めて就農し、耕地0.3haとサッカーコート半分の大きさに小さなビニールハウス4棟で経営している。50品種の野菜栽培、直売とネット販売で年間売上1,200万円、利益600万円を挙げて、夫婦と子供2人の田舎暮らしで心身ともに豊かさを実感している。初期投資は農機具など143万円だけで、借金も補助金をもらったこともない。販売価格100円の野菜は通常、農家に支払われるのが流通経費を引いた46円、生産経費は約7割の32円かかるので14円しか利益が残らないが、直売やネット直販だと市場に出すより5倍の利益68円になる。野菜農家では、規格外など市場で扱ってもらえないことや豊作で採算割れするなどで収穫物の3割が廃棄される。Nさんは少量生産で、モッタイナイ精神で一つも廃棄しない工夫をしている。家族4人が一週間で食べる量を考えて受注生産で野菜をセットで売る。2,700円セットでは、レタス1玉、キュウリ3本、ズッキーニ1本、ジャガイモ300g、ダイコン1本、タマネギ2玉、赤タマネギ1玉、ピーマン、ナス、ミニトマトが6個ずつ、大玉トマト1玉、葉物野菜1。規格外や多少曲がっていようと消費者はほとんど気にしない。たくさん採れると+αで顧客に出血サービスする。一日の出荷量を8セットに制限して畑から宅配便で直送。割れたトマトはジュースにして販売、フェイスブックで無農薬・無肥料・無添加・採れ立ての美味しい安心生産過程“かかりつけの農家”を実況中継、日記を公開してお客と作る信頼関係の固定客で売り上げも安定し、広告費は0。
食料輸入ストップでも農家との結びつきがあったら安心。夫婦二人で600万円の所得なら、年収300万円以下が3,000万人いる日本で、生活費の安い自然豊かな田舎で生活できるなら、第二のキャリアで農業を希望する人は増える。食の安全保障と国民の幸福度を増し、荒廃した国土再生も大いに可能。新政府に希望日本を創設してもらおう!

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