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それぞれのコメの品位に応じて価格形成が図れる自由で公平でオープンな市場は産業インフラとして欠くことができないのは言うまでもない。
農水省は自民党の要請を受けて「現物市場」を検討しはじめたが、かつてあった価格形成センターのような市場では産業インフラとしては機能しない。
本来の市場とは主食用米、加工原料用米といった制度の括りはなくして全てのコメが自由に取引され、その価格に見合った用途に流通できるようにしなければ文字通り市場は拡大しない。
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熊野孝文
鹿児島県鹿屋市 生まれ。コメ記者歴40年、長年「米 穀新聞」の記者を務めてきた。同 紙は2021年10月、堂島コメ市場 不認可に伴い廃刊、以後フリーラ ンスとして取材・執筆活動を続け ている。著書に『ブランド米開発 競争』(中央公論新社)など。
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