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【北海道長沼発ヒール・ミヤイの憎まれ口通信】
左ハンドルの“日本車”を買いました!
- 西南農場 代表取締役 宮井能雅
- 第165回 2022年01月28日
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7人乗りで四駆の日本車
購入した車はSubaru Ascent(アセント、上昇という意味)、良い名前ですね。話的にはこうだ。一昨年の2020年の2月に乗っていた5・3リットルV8シェビーのAWD(4輪駆動)が入らなくなり、FR(後輪駆動)車になってしまった。さー大変だ。この北海道で4輪駆動車でないということは無意味なチャレンジでしかない。もっとはっきり言えば生死を決める行為でもある。この4輪駆動でなくなったV8シェビーに10年以上乗っているが、まだ愛着はある。ただ駆動装置を修理するとなると30万円くらいになるという見積もりが来た。さすがに乗用車の10年以上の使用はリスクが高いので修理は諦めた。
そこで新車の同じGMのV8を捜した。あるわ、あるわ、金さえ出せばいくらでもある。その提示された金額は、私が10年前に購入した時のザックリ2倍だ。考えて見ると、ここにもアメリカの経済がある。アメリカは90年からおよそ2倍の給与水準になっているが、日本は10%程度?のアップ。これでは普通のアメリカ人が購入できる豊かさを日本人は享受できないことになる。日本も軽いインフレと所得倍増を早く目指しましょう!
妻は「今度は日本車にしないとだめだ!」と言うので、7人乗り、4輪駆動となるとトヨタのランクルになる。当時農場にはランクル70が2台あった。丈夫で維持費のかからない4輪駆動車だが、3台ともランクルか~で、ほかを捜した。ワンボックスは趣味ではないし、時速200kmには興味はないが加速の良い車種にしたかった。
そんな折、スバルがテレビで「2030年に死者ゼロを目指す」とCMで言っていた。あと10年でどうやって交通事故をなくすんだ?と、イブカシク思った。そういえば、スバルにはアイサイトなる安全運転支援装置が付いていることは知っていた。やっぱりこれからは止まる車だなと、とりあえず頭の整理棚に置いた。
3年前のある夜に東京のロシア大使館の裏から品川までタクシーを使った。不思議な現象が起きた。交差点で右に曲がると普通、体は遠心力で左に傾くが、そうならない。交差点を曲がるたびに体が傾かないのだ。
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宮井能雅 ミヤイヨシマサ
西南農場
代表取締役
1958年3月、北海道長沼町生まれ。現在、同地で水田110haに麦50ha、大豆60haを作付けする。大学を1カ月で中退後、農業を継ぐ。子供時代から米国の農業に憧れ、後年、オーストラリアや米国での農業体験を通して、その思いをさらに強めていく。機械施設のほとんどは、米国のジョンディア代理店から直接購入。また、遺伝子組み換え大豆の栽培を自ら明かしたことで、反対派の批判の対象になっている。年商約1億円。
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