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特集

子実トウモロコシ 市場拡大への道



Part2 環境整備に向けて“団体戦”も始動

これから子実トウモロコシに取り組もうとする皆さんに、
いま苦労されている皆さんに、
そして行政にも、先駆者たちがアピール。
黎明期を抜け出し、一歩も二歩も前へ、ともに進もう!
聞き手=昆 吉則(本誌編集長)

柳原 孝二 /やなぎはら こうじ
トウモロコシ11ha(2011年開始)北海道長沼町
(有)柳原農場・(株)Maize各代表取締役、北海道子実コーン組合代表。42歳、2002年就農。他の経営面積:水稲4ha、小麦14ha、大豆13ha、ナタネ4ha

盛川 周祐 /もりかわ しゅうすけ
トウモロコシ12ha(2013年開始)岩手県花巻市
(有)盛川農場代表、70歳、1974年就農。他の経営面積:水稲29ha、小麦44ha、大豆8ha

宮川 正和 /みやがわ まさかず
トウモロコシ28ha(2013年開始)秋田県大潟村
59歳、1985年就農。他の経営概要=ネギ35ha、カボチャ13ha、タマネギ1ha、野菜苗80万ポット。ネギは(株)おがフロンティアファームと((有)正八(埼玉県熊谷市)で生産している。

小泉 輝夫 /こいずみ てるお
トウモロコシ8ha(2014年開始)千葉県成田市
1974年生まれ。実家の農業に就いたあと経営移譲を受けてから19年。栽培面積=約52ha(うち水稲36ha、大豆8ha)。大型機を駆使して乾田直播、転作大豆も。

塚原 昇/つかはら のぼる
トウモロコシ0.5ha(養豚経営)茨城県境町
(株)塚原牧場代表取締役(2002年~)。1966年生まれ。塚原牧場は日本唯一の梅山豚専業農場で母豚100頭一貫経営。食肉加工やエコフィードなどもグループで手がけている。

末柄 淳 /すえがら きよし
トウモロコシ(最大時2ha)栃木県小山市
末柄牧場代表。肉牛を飼育するとともに、コメ・麦・ソバ・ニンジン・ジャガイモなどを生産する農園を運営している。

昆 子実トウモロコシを柳原さんが先んじて始められ、2012年の暮れに弊社主催のA-1グランプリを受賞された。以来皆さんに声かけして府県でも13年から宮川さんと盛川さんが始められ、その翌年に小泉さんに条件の悪い所でもできるってことを証明しようよってことでお付き合いいただいた。末柄さんは、3年間やったあと、いまはやめていらっしゃる。そのことも含めて話せたらと思っております。
最初の何年間かは、農水省や試験研究機関、メディアに呼びかけても黙殺されるような事態が続きました。いまは隔世の感があります。子実トウモロコシは水田飼料作のひとつだったんですが、22年度から独立項目として飼料用に限らず食品仕向けなどでも交付金の対象になり、位置付けも変わってきているようです。

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