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その日の天気や
温度や湿度によって
美味しく感じるもの、食べたい量
食べたいものの温度も微妙に変わってきます。
それも人によって違ってくるので
パーフェクトに合わせることは
絶対に不可能ですが
食材が生き物なら
食べる方も生き物で
その状態は日々変化する。
そういう事実があるということを
知っているのと知らないのとでは
自分たちの取り組む姿勢が
大きく違ってきます。
どうせやるならということで
コーヒー担当、食事担当と
それぞれにわかれ
提供のタイミングがキチンと揃うような練習もかねています。
同じ出来上がりにみえても
調理途中に無駄があり
必要以上に時間がかかったものは
やはり良くなく
写真に撮るとその辺りの雰囲気は
なんとなくですが
写ってしまいます。
コーヒーに関しては
とうとう自分たちで
ネット販売もはじめたようで
コーヒーの品質や写真の撮影など
興味のあることの
クオリティーは高いものの
ネット上に商品を並べる順番や
宣伝方法
発送時の梱包や顧客管理方法などはまだまだ手探り。
ECサイトを見る人
商品を買った人が受け取った時の気持ち
その辺りを
それぞれの人の気持ちになって
考えられるかどうかが鍵ですが
まだまだ勉強が必要ですね。
そういう情報も
ネットや書籍でも得られますが
実は日常生活で得られることが
最も新鮮でわかりやすいのです。
自分がネットでものを探す時
自分が商品を受け取った時
販売者の粗探しを
するのではなくて
どういう時に嬉しくなったり不快になったりするのか
その理由や解決策を
自分なりに考えてみるのはとても面白くてためになると思います。
小さな頃から
日常生活や遊びを通して
子供が楽しめる
ちょっとしたハードルを与え
年齢や状況に応じて
上げたり下げたりすることを
楽しんできましたが
それは今も変わらず
続いています。
最近はそのハードルを
自分たちで上げ
跳び越えることを
楽しんでいるようですが
それだけでは
まだまだ子供ですね。
現実は跳び越えたあとにも
まだまだ道は続きますので
継続することの難しさ
大切さを理解し
それを楽しむことを
教えていかねばと思っています。
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山本晋也 ヤマモトシンヤ
副村長
みわダッシュ村
1968年、京都生まれ。美術大学を卒業して渡米後、京都で現代美術作家として活動。そのかたわらオーガニックレストランを経営するも食材を種から作ってみたくなり、京都市内で畑を始める。結婚して3人の子供を授かったころ、農業生産法人みわ・ダッシュ村の清水三雄と出会い、福知山市の限界集落に移住。廃屋を修繕しながら家族で自給自足を目指す。土と向き合ううち田畑と山や川、個人とコミュニティーの関係やその重要性に気がつき、田舎も都会もすべて含めた「大きな意味での自給」を強く意識するようになる。この考え方は、美術家時代にドイツの現代美術家ヨゼフボイスのすべての人が参加して創り上げる社会彫刻という概念に影響を受けた。現在みわ・ダッシュ村副村長。
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