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【江刺の稲】
リニアで時速500km体験
- 『農業経営者』編集長 農業技術通信社 代表取締役社長 昆吉則
- 第311回 2022年05月30日
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世界で唯一の「超電導」技術を使ったJR東海のリニア中央新幹線。これで品川・名古屋間を45分でつなぐことが可能になるそうだ。今の新幹線より少し横揺れを感じたが、かつての在来線特急より揺れは少ないように思う。乗せていただいたのは試作車だが、さらに車外騒音の低減を含めて改良を進めるという。500kmが営業速度だそうだが、この車両で時速603kmの記録を作っている。営業運転時にも使用される山梨にあるリニア実験線で体験乗車させていただいたのだ。東海道新幹線のグリーン車のほか、一般書店でも販売されている雑誌『Wedge』 を発行するJR東海の子会社である(株)ウェッジのご招待でのことだった。以前、同誌に「貧農史観よさようなら」という連載記事を書かせてもらったことがあり、そんなことから今回の余得に預かってしまった。
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昆吉則 コンキチノリ
『農業経営者』編集長
農業技術通信社 代表取締役社長
1949年神奈川県生まれ。1984年農業全般をテーマとする編集プロダクション「農業技術通信社」を創業。1993年『農業経営者』創刊。「農業は食べる人のためにある」という理念のもと、農産物のエンドユーザー=消費者のためになる農業技術・商品・経営の情報を発信している。2006年より内閣府規制改革会議農業専門委員。
江刺の稲
「江刺の稲」とは、用排水路に手刺しされ、そのまま育った稲。全く管理されていないこの稲が、手をかけて育てた畦の内側の稲より立派な成長を見せている。「江刺の稲」の存在は、我々に何を教えるのか。土と自然の不思議から農業と経営の可能性を考えたい。
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