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アルパカファームの経営・労務事件簿

雇用保険料の負担増にどう対応するか

 この5年間、アルパカファームのスタッフは順調に増えてきた。雇用保険加入者も10人以上に。しかも保険料率が今年度から引き上げられて……。
伝法院 これで今月の給与計算も完了です。出勤簿の提出ありがとうございました。それにしても、私がアルパカファームに関わりはじめてから約4年、雇用する人数が大幅に増えましたね。
藤田 5年前は、まだ千代ちゃんがアルバイトから社員に切り替わるタイミングで、常勤は私だけ。アルバイトも1年間通じて3名ほどでした。それが今では私を除いて正社員6名とパートが8名、アルバイトが6名になりました。
伝法院 私も感慨深いです。それだけの人数の方にお給料をお支払いできるほどしっかり売り上げを立てられている。そして、人が辞めずに定着している。それはどちらも素晴らしいことですね。
藤田 伝法院先生が制度面を整えてくださったおかげです。産休や育休制度ですら以前は無知で、辞めてしまうのが常態化していました。それが当たり前だと思って疑いすら持っていなかった。賃金制度についても、ただ年々上げればいいとしか思っていませんでした。
伝法院 人を雇って経営するというのは、大変なことですよね。この4年間で一番変化したのは、藤田社長の意識かもしれませんね。
藤田 そうだ、今日先生に聞きたいことがあったんです。雇用保険の保険料が上がるそうですね。来年からですか。
伝法院 いえいえ、今年6月の納付からです。もう間近に迫ってますよ。

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