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農・業界

(有)笹子平高原(山形県)/(農)寺島農場(千葉県)、農業と環境事業の融合目指す 生肉加工品の生産・販売も

  • 2006年05月01日
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(有)笹子平高原(山形県南陽市)と農業生産法人・寺島農場(千葉県旭市)などを経営し、農業と環境事業との融合を目指しているのは、寺島英治社長。循環型社会を実現する上で、糞尿などをかけがえのない資源ととらえ、農地が健全であり続けられるような、バランスの取れた堆肥作りを基盤とし、多面的な事業展開を広げている。
生肉加工品の生産・販売も

 (有)笹子平高原(山形県南陽市)と農業生産法人・寺島農場(千葉県旭市)などを経営し、農業と環境事業との融合を目指しているのは、寺島英治社長。循環型社会を実現する上で、糞尿などをかけがえのない資源ととらえ、農地が健全であり続けられるような、バランスの取れた堆肥作りを基盤とし、多面的な事業展開を広げている。

 寺島社長の今年の目標は生肉加工品の生産・販売。飼育している豚肉をハム、ソーセージに加工し、直営のレストランや東京・銀座のレストランに供給。「加工品の味を突破口に、生産から堆肥化まで農業の総合的な営みを知ってもらい、ファンを獲得につなげたい」と語る。

 山形県の資源循環センターは2001年に設立。乳酸菌、土着菌などからなる「SOL菌」の働きで悪臭を抑えるとともに、腐敗でなく発酵を実現させることで、連作障害など病気の発生を食い止め、家畜の糞尿を農地に還元するのに役立っている。

 堆肥化施設では、動植物性残さと家畜の糞尿、木くずや食品加工工場から発生するごみなどを混ぜて発酵。水分、炭素分、ミネラル、菌性そして栄養分が調和した堆肥に仕上げた。1日の処理能力は583立方メートルだ。「金さえ出せばという風潮に歯止めをかけ、農業の現場から声を上げていきたい」と意欲を語る。

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