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北海道長沼発ヒール・ミヤイの憎まれ口通信

人様より“お鳥様”、日本は豊かな国だって

昨年の話をしよう。 この数年は真冬に朝風呂に入る。外の気温はマイナス25度でも、家の中は22度だ。この表現が南日本文化圏の民には伝わらないことが多い。
家の中が22度とは、居間もキッチン、ベッドルーム、押入れ、トイレも洗面所も22度という意味だ。テレビでよく風呂あがりに寒さで起きる何とかショックで倒れる、と聞くが、意味が分からない。だったら脱衣所も暖かくしたら良いのに。そう言うとたいてい南の民から変な顔をされる。そんな寒さに耐える文化が日本を豊かにさせるのか、私は到底理解できない。
とはいえ、いまは取り壊したが、香川出身の祖父が建てた80坪を超えるレンガ造りの住宅も、暖かいのは居間だけで、日本住宅の基本である空気の循環がとても良かった。ふすまも存在した。いま考えると、南の文化をそのまま北に導入した、本来の北の文化に適応できない住宅だった。
それにしても、外はシバレルなかで40度の風呂に入り、今日はどの入浴剤にしようか悩むひとときは、至極の贅沢なのだろうか。
さて、北海道の道路は広いというが、それは積雪がない場合である。1月、2月の札幌の状況を見ると、3車線が2車線になり、ひどいときは2車線が1車線になることもある。特に今年は札幌市が新しい取り組みをやったそうだ。早い話、除雪、特に排雪の間隔を延ばし、その結果、地域全体に悪影響を与えた。そんななかでオリンピック開催を目指すのだから、ちょっとおかしくね?と、多くの住民は考えるであろう。
ただ自宅の除雪は自分ではやらない。近くのタイヤ屋さんに年間6万円で契約している。ありがたいことに朝7時までに終了し、降雪が10 cm溜まれば何回でもやってくれるので、無線式電動ガレージ前を数回雪かきすれば車の出入りは容易にできる。そのタイヤ屋さんが言うには、不思議なことに豪雪だ! 小雪だ!と降雪量が2倍くらい違っても、除雪の出動はいつも17回か18回だとか。
それでも数年に一度の大雪では、住宅敷地内でトヨタ・カムリの四輪駆動がスタックしてしまうことが数回あった。しかし、同じ条件で金髪・ブルーアイも作ったアメリカ製スバル・アセントの四輪駆動は四輪が各々で考えて駆動するのでスタックすることはない。サンキュー・スバル!

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