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人生・農業リセット再出発

鉄道の父・井上勝【長州FIVE】

鉄道の父が誰なのか即答できる人はほぼいない。東京駅丸の内北口で赤レンガ駅を見据える銅像が立っている。
彼は、初代総理大臣・伊藤博文と出自経歴も一緒の偉大な仲間の一人なのだ。明治維新4年後の1872年10月14日は新橋~横浜間に日本最初の鉄道が開通した日で、今年で150年。井上勝(野村弥吉)は“鉄道の父”として知られる。山口県知事の依頼で2回講演し、伊藤博文から安倍晋三まで総理大臣を8人も輩出している長州・山口に興味があった。薩摩と手を握って幕府を倒すパワーはどこから来たのか?国禁の海外密航は死罪にもかかわらず、それも外国を撃ち払う尊王攘夷の長州藩が関門海峡を通過する英・仏・蘭・米の列強四国の艦船を砲撃している1863年下関戦争、その日の夜に「敵を知り己を知れば百戦危うからず」と、長州藩主は“長州ファイブ”と呼ばれる青年5人を5年間のイギリス留学へ横浜から密航させる真逆を実行する。長州や薩摩藩は、倒幕して日本を作り直さなければ清国みたいにイギリスの植民地になると恐れを抱いた。西洋の高度技術を身につけて“人の器械”となり、帰国後に国の強化に役立って攘夷が可能になるという“大攘夷”の考え方。

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