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アルパカファームの経営・労務事件簿

農業でも設立できる労働者協同組合

 新たに農地を借りることになったアルパカファーム。農業体験施設を目論んでいる藤田社長だが、さて組織や運営はどうしたものか。地域の皆さんと一緒にやっていきたいのだが……。
藤田 千代ちゃん、二丁目の加藤さんから農地を借りられることになったよ。来週契約を交わしてくるから、書類の作成お願いしていいかな。
千代 無事話が進んだんですね、よかったです。書類の作成、了解しました。子供たちが農業体験できる畑にしたいって言ってましたけど、どうなりましたか?
藤田 その話なんだけど、PTA仲間の小池さんに相談してみたら、すごい乗り気でさ。他にも3名、一緒に運営したいって言ってくれるメンバーが集まったんだよ。だから、うちの法人で借りるのではなく、みんなで経営できたら面白いなと思ってるんだよね。
千代 そうなんですね、それは面白そうですね。そしたら新しい会社を立ち上げるんですか?
藤田 うーん、それがわからないから、伝法院先生に相談してみようかと思ってるんだ。
伝法院 皆さん、こんにちは。メールで相談の内容は拝見しました。すごく面白い取り組みになりそうですね。
藤田 ありがとうございます。早速なんですが、どんな法人で経営するのがよいのでしょうか?
伝法院 一般社団法人や合同会社などいろいろな形態が考えられますが、今回のように、出資者も労働者も経営者も三位一体なのであれば、今年10月から始動する新しい法人“労働者協同組合”もおすすめですよ。
藤田 労働者協同組合!? 詳しく教えてください。

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