ナビゲーションを飛ばす



記事閲覧

  • このエントリーをはてなブックマークに追加はてな
  • mixiチェック

人生・農業リセット再出発

あなたの終活はもう始まっているかも・フレイル前夜


今から310年前の江戸時代1712年、儒学者で医者の貝原益軒(えっけん)は、83歳で『養生訓』に“適切に生きれば100歳まで長寿可能”と書いてベストセラー作家になり、寿命40歳時代に85歳で健康長寿人生を終えた。世界一の日本人平均寿命は、男81歳で女87歳。50年前は男68歳で女73歳、50年で14歳も延びた。朝起きたら外に出て太陽の光を浴びて挨拶を交わすこともフレイルから遠ざかる一歩、養生の基本は心の安らぎである、と益軒は説く。
人体にはα(アルファ)波と、β(ベータ)波が流れている。自宅でリラックスしている時は副交感神経が優勢に流れてα波状態になり、NK(natural killer)自己免疫細胞が活性化するが、外に出ると意に反して嫌な人にも頭を下げ従うしかない自己抑制の修羅場、交感神経β波のストレスが鬱積する。故・村上和雄博士は私に説明した。人体細胞60兆個は100日間で生まれ変わり、新細胞は1秒間に数億個が設計図DNAに基づいて作られる。DNAにβ波ストレスが傷つけると癌細胞に変化、健康な人でも一日に5,000個が発生、それで癌になるかは、α波のNK細胞が傷を治してくれるかで決まる。だから一日一回笑わない人間は癌になると。ではα波だけの世界が良いかと言うとそうでもない。一人暮らしのお婆ちゃんが、夜中に物音で目が覚め、戸締りはしたかな?とβ波で緊張する。お婆ちゃんを息子が養老施設に手配し、徒歩で施設に入ったお婆ちゃんだが、数カ月後には車椅子生活に。三食昼寝付きですべて人任せで構ってもらう安堵世界のα波に浸かっていると、急速にボケが進行する。バリア・フリーは最近では見直されて、「バリア・アリ~」が登場した。食堂に行くにも自分の脚で歩いて外庭に出て階段を上り下りして、次にはジャンケンで3回勝たないと食事にありつけない!?山あり谷ありの刺激とストレスが、健全人生に良いことが分かってきた。外出して人との触れ合いは癒しにもストレスにもなるが、刺激こそが不老長寿の素。さあ、もっと外に飛び出そう!農繁期に風邪ひきはいない。

関連記事

powered by weblio