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【スーパー読者の経営力が選ぶあの商品この技術】
浅野真英氏/秋田県大潟市
- 二宮養蜂農園 二宮誠二
- 第22回 2006年05月01日
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浅野真英氏は現在40歳。60歳を農業をやめる区切りと考えているので、残るコメ作りは20作しかない。
「そう考えると一年一年が勝負。自分の個性を生かした品質を維持したまま、最低50ha、できれば100haの大規模経営を目指している」 浅野氏が経営を継いだとき、父親は「自分が教えたら自分の年まで自分を越えられない。他人から学べ」と突き放した。だから浅野氏の学ぶ目は、常に外側に向けられてきた。
「面白そうな経営をしている人がいると聞くと、どこだって名刺片手に行ってみるんです。まともに機械が走らない底なし沼で農業をやってきた大潟村の歴史は重い。しかし、その中で確立された作業体系だけに固執していては新しいものは生まれない。父親の教えが利いたのか、プラスアルファのエッセンスはいつも外側にあるって思うんです」
「そう考えると一年一年が勝負。自分の個性を生かした品質を維持したまま、最低50ha、できれば100haの大規模経営を目指している」 浅野氏が経営を継いだとき、父親は「自分が教えたら自分の年まで自分を越えられない。他人から学べ」と突き放した。だから浅野氏の学ぶ目は、常に外側に向けられてきた。
「面白そうな経営をしている人がいると聞くと、どこだって名刺片手に行ってみるんです。まともに機械が走らない底なし沼で農業をやってきた大潟村の歴史は重い。しかし、その中で確立された作業体系だけに固執していては新しいものは生まれない。父親の教えが利いたのか、プラスアルファのエッセンスはいつも外側にあるって思うんです」
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二宮誠二
二宮養蜂農園
【経営データ】■年間売上:1700万円■経営面積:3ha(ミカン1.5ha、伊予柑80a、清見タンゴール20a、ニューサマーオレンジ10a、はるか10a、デコポン10a、ポンカン10a) ■主力生産物:ミカン、ハチミツ■労働構成:本人、父、母、妻の4名の他、臨時雇用2、3名■出荷先:柑橘-「ひよどり果樹研究会(個選グループ)」を通して全国量販店(6割程度)他、スーパーや個人への直販ハチミツ-地元スーパーや個人への直販、道の駅
スーパー読者の経営力が選ぶあの商品この技術
ユーザーの経営的視点で商品が選ばれ、その経営に即した評価が語られてこそ、それら商品が持っている現場での利点・問題点が伝わるのではないか。このコーナーでは、本誌読者の中でも経営力の高い農業経営者にご登場いただき、彼らが現場で使用している機械・資材、ビジネスツール等を選択した理由と、その評価を含め紹介していく。
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