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新・農業経営者ルポ

離島でメシが食えれば本当のプロ

府県での馬鈴薯の生産といえば、低効率の問題が付いて回る。ただ、物流からすれば、北海道より地の利があるケースが多い。その府県でも離島となれば話が変わってくる。沖縄本島に近い鹿児島県の沖永良部島(和泊)は、馬鈴薯の野菜指定産地の最南区域として知られる。当地で平均20aの圃場を150筆も抱えながら、なんと36haで馬鈴薯を単作する男がいる。皆村正樹その人は、持ち前のバイタリティーで課題の解決に努め、離島でメシが食える経営を形作ってきた。困難に立ち向かう姿は、地域に関係なく、いかなる生産者に対しても示唆に富んでいる。(※初出『ポテカル』2023年2月号、一部改変して掲載)文・写真/永井佳史、写真/株式会社皆村農園
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