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コメ記者熊野のコメ市場情報

年明け以降値上がり続く 23年産米作付け動向に影響

年明け以降、市中で取引される22年産米の価格が、上位クラスの銘柄から裾もの、さらにはもち米までジリジリ値上がりしている。食品の中でコメだけが出遅れていた感じであったが、年明け以降様相が大きく変化、最大の要因は、やはり主食用米の供給量減少。そのことは量販店で売れ筋になっている全国銘柄の値上がり額が大きいことではっきり読み取れる。
量販店での精米販売は、供給量が減少すると需給が一気にタイト化するという特徴がある。このことはこれまで何度も繰り返されてきたが、今年は年明け早々にそうした現象が起きており、今後、23年産米の作付け動向等に大きな影響を与えそうだ。
とくに転作作物として急拡大してきた飼料用米は、23年産から助成措置の見直しがなされることから、これを嫌気した生産者が再び主食用米の作付けを増やす可能性さえある。制度が揺れ動く中で、先行きの見通しも混沌とし始めたとしか言いようがない。

家庭用銘柄の供給量減少 あきたこまちタイト化傾向

主食用米の需給見通しを展望する際に数字上で最も明確に現れるのは検査数量である。昨年11月末現在の22年産検査数量を農水省が取りまとめ公表している。それによると水稲うるち米の総検査数量は370万4400t、21年産米の同時期との比較では94.4%。主食用米の作付面積が減った分、検査数量も減少している。等級別比率は、1等が78.7%、2等18.0%、3等2.1%。1等比率が低いのも22年産米の特徴と言える。

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