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北海道長沼発ヒール・ミヤイの憎まれ口通信

やっぱり日本は小作人根性に溢れている

この詐欺師! 農地購入では、いろいろなドラマが繰り広げられるが、一流ドラマはない。これで終了では身も蓋もないので少し掘り下げていこう。
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昭和の時代にあった農地購入の裏話
 
私のいる長沼は、戦後の樺太サハリンからの引揚者が半分以上を占める地域である。そして、良くも悪くもその営みは望郷の彼方のごとく無常に、一人一人、農業の現場から消えてしまうのだ。
半導体の集積は18カ月で2倍になる、という業界も有名なムーアの法則がある。農業社会では、戦後どの地点からスタートしても、22年程度で農業生産者の頭数は半分になっている。これは長沼の農地だけの話ではなく北海道、そしてアメリカでも同じだ。農業社会が半導体よりスピードが遅いのは理解できるが、アメリカ農業の速度が変わらない限り、誰がどんなことをしても日本農業の生産者減少の流れは変わることはないと断言できる。アメリカ農業と日本農業に違いがあるとすれば正直者か嘘つきか、になる。
今年の2月1日から4年ぶりに金髪・ブルーアイがウヨウヨいるアメリカツアーに行き、現地の生産者たちと話をした。彼ら、彼女たちの一番の興味はどれくらいの収量があるか、その一点だ。それに引き換え国内ではSDGsだ、消費者だ、エネルギーだ、となんか次元が違う話ばかり聞こえてくる。

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