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ヒール・ミヤイのアメリカ・ツアー2023

前編

2月1日にシアトルでレンタカーを借り、時差ぼけ解消のため2日間を休息に充てた。冬服を調達したほか、ボーイングの博物館に行くことになった。戦前からの飛行機の歴史を見ることができる。あの圧倒的な物量と高度な工業力に立ち向かった当時の日本の姿と、現在のウクライナでの戦いを重ねてしまう。
途中、冬の長距離走行に備えて簡易スコップとけん引ロープを用意して、インターステイト90を東に向かった。

3軒の小麦栽培農場へ

最初に訪ねたのは昨年からアポを取っていたアイダホ州モスコーの「ムライ・ウルフ・ファーム」だ。4000エーカー(1600ha)で現地では中堅どころになるそうだ。経営面積の80%は小麦だが、連作をしないので、正しくは半分の1500エーカーの栽培になる。収量は5~6t/ha、北海道の平均と同じだ。この面積で私の農場と同じ規模の売り上げになる。日本の農水省の予算配分に改めて感謝だ(詳しくは本誌40~41ページのコラムを参照のこと)。

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