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アルパカファームの経営・労務事件簿

新しい直接流通のかたち「CSA」のすすめ

 地元スーパーなどへの納品だけでは頭打ち感を抱きはじめた藤田社長。次の一手としてCSAに興味がわいてきた。日本での普及はこれからのようだけど……。
藤田 千代ちゃん、今朝の青年部の特別講義で、CSAっていう仕組みを教えてもらったんだけど、知ってる?
千代 私、以前からすごく興味があって調べていました。地域支援型農業のことですよね。先払い形式で、農家にとってもありがたいし、消費者にとっても、生産プロセスに関わり、協働体験ができることが新しさだと思っています。
藤田 詳しいね。
千代 学生のころから興味があって、フランスに留学していたときも、AMAPに加入している有機農家のところでアルバイトしていました。AMAPは、フランス版のCSAの全国組織みたいなイメージですね。
藤田 なら話が早い。今朝の話を聞いて、うちもそろそろCSAにチャレンジしてみてもいいのかなと思ったんだよね。地元のスーパーへの小規模流通だけだと頭打ちだと感じていたし、次の一手は直接流通だなと思っていたから、せっかく消費者と直接やりとりするなら、コミュニティを実践してみたいなって、今日の話で感じたんだよ。
千代 私もぜひお願いしたいです! 生産も安定してきたとはいえ、やはり夏場と冬場の生産量の差はありますし、採用面などを考えても地域での露出はもっと増やすべきだと考えていました。とりかかるにあたり、注意点などをまとめたものがあるので、ご覧ください。

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