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イベントレポート

産業用大麻(ヘンプ)活用に関する勉強会


続いて、海外でのヘンプの活用と開発事例を本誌連載者でもある赤星栄志博士が紹介した。さらに、三重大学に戦後初めて設置された産業用ヘンプに関する総合農学研究拠点について、三重大学大学院地域イノベーション学研究科・生物資源学部の諏訪部圭太教授が発表したほか、北海道ヘンプ協会の菊地治己代表理事が北海道でのヘンプの大規模栽培への展望を紹介した。
第二部では、三重県、北海道ヘンプ協会の各部会、その他のヘンプ関連企業、医療など、現時点での取り組みが紹介された。

関心を高めて、支援拡大へ限られた当事者の声を届けよ

当事者の声で動く問題もあれば、関係者を増やして声を大きくしていくことで動く問題もある。本来は工芸作物の大麻草だが、薬物規制の煽りを受けて、現在は生産・加工の両側で“当事者”がごく少数になり、高齢化が進んでいるのが実情である。
勉強会に参加した栃木県の麻農家は会場を見渡して、産業用ヘンプを取り巻く状況の変化に驚きの声を発した。大麻栽培免許は都道府県の管轄であり、いまだに県を越えて情報が開示されない状況なのだ。今回の勉強会は、まさに関係者を増やして声を大きくしていく段階にあることを象徴しているようだった。
同機構は今後も定期的に勉強会を開催予定。大麻取締法改正に向けた動向を確認しつつ、産業用ヘンプの認知を広げ、我が国での活用・展開について情報提供していくという。(加藤祐子)

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