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コメ記者熊野のコメ市場情報

今秋に二つの現物市場 農水省に不思議な動きも

コメの現物市場が今秋二つ立ち上げられる。一つは、公益財団法人流通経済研究所が運営主体になる「みらい米市場」。もう一つは、石川県の農業法人(株)ぶった農産が運営主体になる「グリーンフードテックマーケット」である。
それぞれの市場の内容は農水省のホームページに詳しく紹介されているが、特徴的な点は下にまとめた。
両現物市場の運営が始まった際にコメ業界にどのような影響が出るのか? コメの価格形成がなし得るのかが注目されている。

識者から多くの疑問 コメ価格形成ができるのか

コメ業界で実際に行なわれている仲介業者を通した現物取引や全米販のクリスタルライス主催の取引会、さらには全米工が定期開催する席上取引会の手法に比べると、両市場とも立ち位置が違うためか、下記のような手法で取引できるのか疑問が湧いてくる。
例えばみらい米市場では、オークション方式(セリ取引)で行なうとしている。過去にもオークション方式でコメの現物取引を実施したことがあったが、短期間で閉鎖に追い込まれた。現物を会場に持ち込む取引であったが、会場が栃木県の小山にあったことで参加者が思うように集まらず、出品コストがかさんだことが閉鎖の原因としてあげられる。
みらい米市場はWeb上のセリ取引で、会場に足を運ぶ必要はないが、取引には様々な条件があり、それを詰めなくては成約に結び付かないケースがほとんどでハードルが高い。両市場についてコメの市場取引に詳しい識者は以下のような疑問を呈している。
(1)対面式、札入れでないWeb方式の場合には、その公正・透明性を確保するために、本来は膨大なシステム投資が必要なはずだが、両者はそれに耐えきれるのか。

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