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【江刺の稲】
肥料高騰の中で再考すべき施肥のあり方
- 『農業経営者』編集長 農業技術通信社 代表取締役社長 昆吉則
- 第324回 2023年06月23日
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昨今の肥料高騰とそれに伴う政策的対応を見るにつけ、そもそも多くの農家がいまだに自分の農地の残留肥料への認識が無いままに過剰施肥を続け、無駄なコストをかけるにとどまらず、土壌障害の原因を作っていることを反省すべきだ。
本誌は創刊以来、自ら行なえる簡易土壌診断で己の圃場の現実を実感すること、そして土壌診断結果を正しく理解したうえで、低コストの合理的施肥を解説してきた。答えを教えるのではなく、自ら答えの出し方を学ぶことを伝えてきた。本誌は、掲載後1年を経過した記事は「農業ビジネス」というサイト上で無料でご覧いただけるようにしている。過剰施肥の弊害に関する記事は過去にもたくさん掲載されているので、チェックしていただければと思う。
本誌は創刊以来、自ら行なえる簡易土壌診断で己の圃場の現実を実感すること、そして土壌診断結果を正しく理解したうえで、低コストの合理的施肥を解説してきた。答えを教えるのではなく、自ら答えの出し方を学ぶことを伝えてきた。本誌は、掲載後1年を経過した記事は「農業ビジネス」というサイト上で無料でご覧いただけるようにしている。過剰施肥の弊害に関する記事は過去にもたくさん掲載されているので、チェックしていただければと思う。
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昆吉則 コンキチノリ
『農業経営者』編集長
農業技術通信社 代表取締役社長
1949年神奈川県生まれ。1984年農業全般をテーマとする編集プロダクション「農業技術通信社」を創業。1993年『農業経営者』創刊。「農業は食べる人のためにある」という理念のもと、農産物のエンドユーザー=消費者のためになる農業技術・商品・経営の情報を発信している。2006年より内閣府規制改革会議農業専門委員。
江刺の稲
「江刺の稲」とは、用排水路に手刺しされ、そのまま育った稲。全く管理されていないこの稲が、手をかけて育てた畦の内側の稲より立派な成長を見せている。「江刺の稲」の存在は、我々に何を教えるのか。土と自然の不思議から農業と経営の可能性を考えたい。
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