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空港の外に出て、シャトルバス乗り場に向かいハーツレンタカーのカウンターに着く。予約の仕方はいろいろある。無駄な金は払いたくないので、ネットサーフィンでいろいろ探してみることにした。直接レンタカー会社のサイトにアクセスするのが確実だが、今回はZIPAIRのサイトから提携するハーツレンタカーに入ると明らかに価格に違いがあった。ただ、今回は乗り捨てになるので、通常の30%くらい高い料金は想定の範囲内だ。
また、当初は到着したサンホセからアイダホ州の小麦生産者の村井誠一さんの農場に近いスポケーン空港に向かい、そこでレンタカーを借りる予定だった。そこで借りてミネアポリスで返すと、標準のおったまげの2倍の料金になる。あとで分かったことだが、スポケーンのハーツレンタカーはフランチャイズ運営なので高く、シアトルのような大都市のハーツは直営店なので、フランチャイズ店と明らかな価格差がある。
今回、7人乗りのSUVを予約してあった。この手の車は自家用車として過去何十年も使っているので、特別大きくは感じなかった。問題は別にあった。翌日来る北海道S農場のL君はまだ20歳だ。アメリカの大手レンタカーは21歳からで、ハーツレンタカーのみが20歳で運転できるが料金は10%くらい高い。すべての保険関係や燃料は、空で返すことやロードサービスを確認した。
車種はフォードのエクスプローラーだ。ん~ん、嫌な予感がした。車を借りて、まずは3マイル離れたモーテルに向かう。ちょうど30マイル(時速48km)で左後輪から異音が発生するのだ。まだ時差ボケだったので、とりあえず次の日にハーツカウンターに相談することにした。
チップもカード決済?
ホリデー・イン系(クラウンプラザ、ホリデー・イン・エクスプレス、エックステッドステイ等)には泊まらない。間違いなく宿泊客に大陸の中○人が多いのだ。まして西海岸だから間違いなくたくさんいる。静かに泊まってくれれば文句は言わないが、そうでない場面に何回か遭遇したことがある。差別はしたくないので、アメリカ人しか泊まらない系のホテルを予約した。
シアトルはホテルチェーンのベストウェスタンだ。無料ブレッキー(朝食)付きで、翌日からはL君も泊まるので、ツインで2万円くらいだ。高くはないが4年前と比較すると、物価上昇と円安の関係で50%は高くなった。
やはり中○系はゼロ。ほぼアメリカ人客ばかりだ。軽く休んで夕食に出かけることにした。フロントで聞くとクオーター・マイル(400m)先にモールがあるとのこと。早速、車で向かうことにした。最初に目に入ったのがあのサンドイッチのサブウェイだ。オレンジジュースとフットロングの半分(長さ15cmくらい)に、辛いハラペーニョを少し入れてオーダーした。
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宮井能雅 ミヤイヨシマサ
西南農場
代表取締役
1958年3月、北海道長沼町生まれ。現在、同地で水田110haに麦50ha、大豆60haを作付けする。大学を1カ月で中退後、農業を継ぐ。子供時代から米国の農業に憧れ、後年、オーストラリアや米国での農業体験を通して、その思いをさらに強めていく。機械施設のほとんどは、米国のジョンディア代理店から直接購入。また、遺伝子組み換え大豆の栽培を自ら明かしたことで、反対派の批判の対象になっている。年商約1億円。
北海道長沼発ヒール宮井の憎まれ口通信
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