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新・農業経営者ルポ

雪国・秋田で挑み続ける野菜の周年栽培と周年出荷


「たとえば10粒の種をきちんと播き、ていねいに世話をすれば、良い物が収穫できる。それを適当に播いて管理もいい加減では半分も収穫できないかもしれない。どうせやるならしっかりやろう。幸せの種を播く人になろう。そのために大地を耕そう、自分の心を耕そうと伝えています。私自身、どうせやるならおもしろおかしく農業をしたいとここまでやってきました。農業は私を生かしてくれました。だからこそ、若い農業者に夢や希望を持ってバトンを渡したい。そのためにも、これからも楽しく農業をしていきたいね」
後継として農業をしている息子は、妻と共に育休を取るなどイクメンぶりを発揮しているそうだ。それを“オヤジ”である大塚は「理解できない」とぼやきながらも認めている。新しい価値観を受け入れ、次の世代を育てながら、雪国・秋田での野菜の周年栽培と通年雇用の確立に、これからも挑んでいく。(敬称略)

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