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【地域活性化という「遊び」】
「仕事は遊び」の持続にはきちんと休まなければ
- 副村長 みわダッシュ村 山本晋也
- 第91回 2023年09月25日
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猛暑の夏
例年であれば
海の方にお客さんは流れ
客足もぴたりと止まるのですが
今年ずっと来客が絶えず
限界集落の小さなレストランは
大賑わい。
全てを遊びにと言いつつも
連日の予約にくわえ
農作業そして狩猟となると
全く時間が足りません。
物やお金ならまだしも
時間は流石に貸していただけるところがなく
結局自分たちの寝る時間から借りて来るわけですが
お客さんがたくさん来て売り上げが増えたからといって
時間が増えるわけではないので
その借りは
返せるどころか増える一方。
睡眠不足による疲れは高利貸しの金利のように増えていきます。
このままでは体を壊してしまうと分かってはいるのですが
お客さまから予約や問い合わせの連絡をいただいて
ものすごく遠方の方々だったり
すでに来ていただいた方の紹介などとなると
無下に断わることもできず
こんな僻地のレストランまで
わざわざ足を運んでいただけるという嬉しさから
ついつい予約を引き受けてしまいます。
例年であれば
海の方にお客さんは流れ
客足もぴたりと止まるのですが
今年ずっと来客が絶えず
限界集落の小さなレストランは
大賑わい。
全てを遊びにと言いつつも
連日の予約にくわえ
農作業そして狩猟となると
全く時間が足りません。
物やお金ならまだしも
時間は流石に貸していただけるところがなく
結局自分たちの寝る時間から借りて来るわけですが
お客さんがたくさん来て売り上げが増えたからといって
時間が増えるわけではないので
その借りは
返せるどころか増える一方。
睡眠不足による疲れは高利貸しの金利のように増えていきます。
このままでは体を壊してしまうと分かってはいるのですが
お客さまから予約や問い合わせの連絡をいただいて
ものすごく遠方の方々だったり
すでに来ていただいた方の紹介などとなると
無下に断わることもできず
こんな僻地のレストランまで
わざわざ足を運んでいただけるという嬉しさから
ついつい予約を引き受けてしまいます。
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山本晋也 ヤマモトシンヤ
副村長
みわダッシュ村
1968年、京都生まれ。美術大学を卒業して渡米後、京都で現代美術作家として活動。そのかたわらオーガニックレストランを経営するも食材を種から作ってみたくなり、京都市内で畑を始める。結婚して3人の子供を授かったころ、農業生産法人みわ・ダッシュ村の清水三雄と出会い、福知山市の限界集落に移住。廃屋を修繕しながら家族で自給自足を目指す。土と向き合ううち田畑と山や川、個人とコミュニティーの関係やその重要性に気がつき、田舎も都会もすべて含めた「大きな意味での自給」を強く意識するようになる。この考え方は、美術家時代にドイツの現代美術家ヨゼフボイスのすべての人が参加して創り上げる社会彫刻という概念に影響を受けた。現在みわ・ダッシュ村副村長。
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